「引越しで、いらない家具や家電を一気に処分したい」「実家を片づけたら、大型ごみが山のように出てきた」——札幌でこうした場面になると、多くの方が「不用品回収業者」を検索します。
ところが調べ始めると、料金はサイトごとにバラバラ、「無料回収」の文字もあれば「積み放題◯◯円」もあり、どれを信じていいのか分からなくなります。しかも、なかには積み込んだあとで高額を請求してくる悪質な業者もいます。
そこでこの記事では、札幌の不用品回収を頼む前に知っておきたいことを、順番に整理します。
- 料金相場:単品回収と「トラック積み放題」の目安(札幌の複数業者の公表料金を調査)
- 市の大型ごみとの使い分け:どこまでが「市で足りる」で、どこからが「業者が得」か(損益分岐)
- 安全な業者の見分け方:カギは「一般廃棄物収集運搬の許可」。無許可業者と「無料回収」の罠
先に料金の骨組みだけお伝えすると、札幌の不用品回収は単品なら基本料金2,000〜4,000円+品目ごとの料金、量が多いときは「トラック積み放題」で軽トラック15,000円〜・2トントラック60,000円〜が公表料金の目安です(札幌の複数業者の公表料金を調査・2026年7月時点)。
必要なところから読めます。
- 相場をすぐ知りたい方 → 「料金相場」の章へ
- 市と業者、どっちが得か知りたい方 → 「損益分岐の考え方」の章へ
- 安全な業者を選びたい方 → 「許可の見分け方」「業者の選び方」の章へ
- 「無料回収」が心配な方 → 「無料回収は本当に無料?」の章へ
私たち「くらしの味方 開拓札幌」は、札幌の家まわりの困りごとの相談窓口です。特定の業者に肩入れせず、お客さまにとって最適な方法を、中立の立場で正直にお伝えします。
まず確認|不用品回収を頼む前に「市の大型ごみで足りないか」を見る
不用品を処分する方法は、大きく3つあります。いきなり業者を探す前に、この全体像を持っておくと、余計なお金を払わずに済みます。
| 方法 | 費用の目安 | 手間 | 向いている人 |
| ①市の大型ごみに出す | 1点200円〜1,800円 | 申し込み+玄関前まで自分で運ぶ | 点数が少ない・自分で外まで出せる |
| ②破砕工場へ自己搬入 | 10kgあたり210円 | 車で運ぶ+自分で降ろす | 車がある・量が多い・重い・急ぎ |
| ③不用品回収業者に頼む | 単品◯◯円/トラック積み放題 | 運び出しから任せられる | 運べない・大量・急ぎ・家電も一緒に |
※市の手数料は本記事執筆時点の札幌市の料金です。市の大型ごみのくわしい出し方・品目別の料金は「札幌市の大型ごみの出し方 完全ガイド」で整理しています。
ポイントは、「不用品回収業者=いちばん便利だが、いちばん割高になりやすい」ということです。玄関の外まで自分で運べる少量なら、①の市の大型ごみのほうが、ずっと安く済みます。なお、割れた皿・コップ・ガラスのような小さな割れ物は不用品回収でも大型ごみでもなく「燃やせないごみ」で、安全な包み方に決まりがあります(割れた皿・コップ・ガラスの捨て方|札幌のルール)。
一方で、次のような場合は、業者に頼む価値が出てきます。
- 量が多い:家一軒分、部屋まるごとなど、市に何度も申し込むのが現実的でない
- 自分で運び出せない:2階からの大型家具、重いタンスやソファなど
- 急いでいる:退去日まで日がなく、市の収集日を待てない
- 家電も一緒に処分したい:家具と家電4品目をまとめて手放したい
札幌の不用品回収の料金相場|単品と「トラック積み放題」
不用品回収業者の料金は、大きく2つの決まり方があります。①単品ごとに数える方式と、②トラック1台にどれだけ積んでもいい「積み放題」方式です。量が少なければ①、多ければ②が基本の考え方になります。
札幌で料金を公表している複数の業者を調べた目安を、順に見ていきます(各社公式の公表料金を調査・2026年7月時点。実際の金額は品目・量・搬出条件で変わります)。
単品回収の相場|「基本料金+品目ごとの料金」
点数が少ないときの一般的な料金は、基本料金(出張・車両費など)2,000〜4,000円ほど+品目ごとの回収料金という組み立てです。品目ごとの目安は、次のとおりです。
| 品目 | 回収料金の目安 |
| 冷蔵庫 | 9,000〜12,000円(+家電リサイクル料金) |
| 洗濯機 | 6,000〜8,000円(+家電リサイクル料金) |
| テレビ | 5,000〜7,000円(+家電リサイクル料金) |
| ソファ(2人掛け以上) | 8,000〜12,000円 |
| タンス(大) | 8,000〜10,000円 |
| ベッド(マットレス付き) | 9,000円前後 |
| マットレス | 7,000円前後 |
| 電子レンジ・掃除機など小型家電 | 1,500〜2,500円 |
※札幌の複数業者の公表料金を調査した目安です(2026年7月時点)。冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンの家電4品目は、回収料金に加えて家電リサイクル料金(メーカーが決めた金額)がかかります。家電4品目の料金と正しい出し方は「札幌で冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンを処分する方法」でくわしく解説しています。
この表を見て、「思ったより高い」と感じた方もいるはずです。たとえばソファ1点なら、市の大型ごみは500〜900円。業者だと基本料金込みで1万円前後になることもあります。1〜2点だけなら、市のほうが安い——この記事で何度もお伝えするポイントです。
とはいえ、いざ手放す段になると「これは市の大型ごみ、これは自己搬入、これは業者」と、品物ごとにどのルートがいちばん安いかを一つずつ判断するのは、意外と骨が折れます。そこで、市の大型ごみ・破砕工場への自己搬入・業者の3ルートと料金の目安を、いざという時に手元で見返せる1枚の無料シートにまとめました。

それが「札幌 不用品・大型ごみ 処分ルート&料金 早見表」です。公式LINEから無料で受け取れます。「ソファ1点に1万円」のような払わなくていい出費を、手放す前のワンチェックで防げます。
トラック積み放題の相場|軽トラ・1t・2t
量が多いときに割安になるのが、トラック積み放題(詰め放題)です。トラック1台に積める範囲なら、何を何点積んでも定額、という料金です。札幌の業者の公表料金を調べると、目安はこうなります。
| プラン | 料金の目安 | 積める量の目安 |
| 軽トラック積み放題 | 15,000〜30,000円 | 1R〜1Kの一部・単身の少なめ |
| 1トントラック積み放題 | 35,000〜55,000円 | 1K〜1LDKの目安 |
| 2トントラック積み放題 | 60,000〜90,000円 | 2LDK〜のまとまった量 |
※札幌の複数業者の公表料金を調査した目安です(2026年7月時点)。積める量は荷物の大きさ・形で変わり、あくまで目安です。
積み放題で気をつけたいのは、「どこまでが1台に含まれるか」です。トラックの荷台に「すりきり一杯まで」なのか「安全に積める高さまで」なのか、階段からの運び出し(階上料金)や解体が別料金なのか。ここは業者ごとに違うので、見積りのときに必ず確認してください。
なお、極端に安い積み放題(軽トラック15,000円をさらに大きく下回る料金など)を強調する業者には注意が必要です。理由は、のちほど「許可の見分け方」と「無料回収は本当に無料?」の章でくわしく説明します。
市の大型ごみと不用品回収業者、どっちが得?|損益分岐の考え方
ここが、この記事のいちばん大事なところです。「市に出す」か「業者に頼む」かの分かれ目を、4つの軸で整理します。
| 判断の軸 | 市の大型ごみ・自己搬入が向く | 不用品回収業者が向く |
| 点数 | 1〜数点 | 部屋まるごと・家一軒分 |
| 運び出し | 玄関の外まで自分で出せる | 2階からの大物・重くて運べない |
| 急ぎ | 収集日(区ごとに曜日)を待てる | 退去日まで日がない・即日で片づけたい |
| 中身 | 家具だけ・分別できる | 家具・家電・こまごました物が混在 |
1〜2点なら、市が圧倒的に安い
点数が少ないなら、答えははっきりしています。市の大型ごみは1点200円〜1,800円。掃除機や布団は200円、電子レンジやシングルベッドは500円、スプリング付きマットレスでも最高額の1,800円です。
対して業者は、1点でも基本料金2,000〜4,000円がかかり、そこに品目料金が乗ります。つまり、玄関の外まで自分で出せる少量なら、市に出すほうが数千円〜1万円は安く済むのがふつうです。品目別の市の料金は「札幌市の大型ごみの出し方 完全ガイド」の早見表で確認できます。
「自分で運べる×量が多い」なら、破砕工場への自己搬入
量はそこそこあるけれど、車があって自分で運び降ろせる——そんな方に効くのが、市の破砕工場(発寒・篠路・駒岡)への自己搬入です。手数料は10kgあたり210円(現金)。重い家具や量がまとまっているほど、単価が下がって割安になります。
ただし、最大の辺を2m以内にして車で運び、自分で荷降ろしする必要があります。1人で運べない大物や、車に載らない量なら、無理をせず業者を検討したほうが、体も予算も守れます。
「運べない・大量・急ぎ・家電混在」なら、業者が得
逆に、次のどれかに当てはまるなら、業者に一括で頼むほうが結果的に得です。
- 大物を1人で運び出せない(2階からの大型家具・重いタンスやソファ)
- 家一軒分・部屋まるごとで、市に何度も申し込むのが現実的でない
- 退去日まで日がなく、市の収集日(区ごとに曜日が決まっている)を待てない
- 家具も家電もこまごました物も混在していて、分別して出すのが大変
このときは「積み放題」で一気に片づけたほうが、手間と時間のぶんも含めて割に合います。家一軒分がゴミであふれている状態なら、費用の考え方が変わってきます。その場合は「札幌のゴミ屋敷片付け費用は?相場・業者選び」もあわせてご覧ください。
悪質な業者に注意|カギは「一般廃棄物収集運搬の許可」
料金の次に、いちばん大事なのが「安全な業者かどうか」です。ここを外すと、高額請求や不法投棄といったトラブルに巻き込まれることがあります。
判断のいちばんの決め手が、「家庭ごみを回収できる許可を持っているか」です。
家庭の不用品の回収には「一般廃棄物処理業の許可」が必要
意外に知られていませんが、家庭から出る不用品(ごみ)を、料金をもらって回収・運搬するには、市町村の許可が必要です。
環境省の資料によると、家庭から発生する引越しの廃棄物などは「一般廃棄物」に当たり、これを第三者に引き渡して処理する場合、処理する側は廃棄物処理法にもとづく一般廃棄物処理業の許可が必要とされています。
札幌市も、同じことをはっきり注意喚起しています。札幌市の「違法な不用品回収業者にご注意ください」のページによると、廃棄物処理法は「ご家庭から排出される不用品を、一般廃棄物処理業の許可を持たない民間事業者に、処理料金を支払って回収してもらうこと」を禁止しています。
つまり、チラシや巡回トラックで「不用品回収します」とうたっていても、その業者が家庭ごみの許可を持っていなければ、そこに家庭の不用品を有料で引き渡すのは、制度の上では認められていないということです。
無許可業者に頼むと、依頼した側にも責任が及ぶ
「業者が違法なだけで、頼んだこちらは関係ない」と思われがちですが、そうではありません。
前述の環境省の資料は、無許可業者に処理を任せると処理の責任があいまいになり、不法投棄などの不適正処理の温床になると指摘しています。そして、渡した不用品が不法投棄された場合、排出した側(依頼した人)が撤去などの原状回復をしなければならない責任を負うこともあるとしています。
安さや手軽さにつられて無許可業者に渡した結果、自分の不用品が不法投棄され、その後始末の責任まで問われる——これは避けたい事態です。
札幌で家庭ごみを回収できる正規のルート
では、札幌で家庭の不用品を「正規に」処分するには、どうすればいいのか。整理すると、次のとおりです。
- 市の大型ごみ収集:申し込んで手数料を払い、収集日に出す(1点200〜1,800円)
- 破砕工場への自己搬入:発寒・篠路・駒岡へ車で持ち込む(10kgあたり210円)
- 市が許可した業者に依頼:一時的に大量に出るときは、市が許可した札幌市環境事業公社(011-219-5353・有料)など
札幌市の一時多量ごみのページも、400リットル(40リットルの袋で10袋)を超えるような多量のごみは、自己搬入するか、市が許可した業者に依頼するよう案内し、無許可の業者に収集運搬を依頼しないよう注意を呼びかけています。
民間の不用品回収業者に頼む場合も、「家庭ごみの回収について、必要な許可のもとで適正に処理しているか」を確認できる業者を選ぶ、というのが安全の基本です。
「無料回収」は本当に無料?|巡回トラック・チラシの注意点
「不用品を無料で回収します」——この言葉には、特に注意が必要です。
「無料」を強調する業者ほど、あとで請求されやすい
不用品の回収・処分には、運搬費や処理費が必ずかかります。本来はタダでできないものを「無料」とうたうところに、無理があります。
札幌市も、軽トラックで住宅地を回ったり、チラシ・ホームページで宣伝したりする業者について、「積み込んだ後で高額な請求をされるという事件が、札幌市内を含め全国的に発生している」と注意を呼びかけています。
よくある手口は、こうです。
- 「無料」と言われて荷物をトラックに積み込む
- 積み終わって断りづらくなったところで、「これは有料」「運搬費が別」などと言われる
- 結果として、相場よりずっと高い金額を請求される
実際、国民生活センターには、「軽トラパック7,000円・2トンパック2万5,000円」の広告を見て依頼したら約25万円を請求された、チラシの3万5,000円で頼んだら約11万円を請求された、といった相談が寄せられています(同センター「不用品回収サービスのトラブル」令和4年11月発表)。
声をかけない・写真で相見積り・その場で払わない
トラブルを避けるコツは、シンプルです。
- 巡回トラックには声をかけない:スピーカーで「不用品を回収します」と回るトラックは、実体のない業者のことがあります
- 訪問営業・チラシに飛びつかない:こちらから頼んでいないのに向こうから来る業者は、慎重に
- 作業前に、必ず総額の見積りを取る:「積んでみないと分からない」という業者は避ける。写真を見せて複数社で相見積りを取ると、相場が分かります
- 高額請求されても、その場で払わない:おかしいと思ったら、消費者ホットライン188(局番なし)に相談を
「無料回収」の手口と、本当に無料で手放す方法(市の集団資源回収・小型家電回収など)は、「「無料回収」は本当に無料?|廃品回収車・チラシの罠と、安全に無料で手放す方法」でくわしく整理しています。あわせてご覧ください。
どの業者に頼めばいいか迷ったら、開拓札幌の公式LINEで、お住まいの地区と処分したい物の内容をお聞かせください。許可や料金体系を確認しながら、条件に合う業者探しをお手伝いします。「まず相場を知りたいだけ」という段階でも大丈夫です。
失敗しない不用品回収業者の選び方|5つの確認ポイント
まず候補を探すなら、札幌で自社回収を行う実在の業者を、許可の開示状況・料金体系・所在地で横断的にまとめた「札幌の不用品回収 業者一覧」で見比べられます。そのうえで、次の5点を確かめてください。
候補が見つかったら、契約の前に次の5点を確かめてください。悪質な業者を避け、適正な料金で頼むための基本です。
① 家庭ごみの回収について、必要な許可のもとで適正に処理しているか
前の章のとおり、家庭の不用品を有料で回収するには、市町村の許可が必要です。会社の住所・固定電話・許可に関する情報が、はっきり確認できる業者かを見ましょう。会社情報があいまい、連絡先が携帯番号だけ、といった業者は避けるのが無難です。
② 料金体系が公式サイトに明記されているか
信頼できる業者は、単品料金・積み放題の料金・追加料金の条件を、公式サイトで明確に示しています。「◯◯円〜」だけで内訳が分からない、料金表がどこにもない業者は、あとで想定外の請求になりがちです。
③ 作業前に、総額の見積りを書面で出してもらえるか
必ず、作業前に総額の見積りを取りましょう。「積んでみないと分からない」は危険信号です。できれば複数社から相見積りを取り、料金と内訳を比べます。見積りの内容(品目・作業費・運搬費・追加条件)が、メールや書面で文字に残る形にしておくと安心です。
④ 自分の住まいが対応エリアに入っているか
業者ごとに対応エリアがあります。エリア外だと出張費が上乗せされたり、依頼を断られたりします。札幌市内でも「一部地域は対象外」という業者があるので、最初の問い合わせで確認しておきましょう。
⑤ 損害賠償保険に入っているか・追加料金の条件が明確か
大型家具の搬出では、壁や床、建物を傷つけてしまう可能性がゼロではありません。損害賠償保険への加入を確認しておくと安心です。あわせて、階段からの運び出し(階上料金)・解体・エレベーターなしの建物などで追加料金が出る条件も、見積りのときに聞いておきましょう。
とはいえ、この5点をひとつずつ確かめ、自分のエリアに来てくれる業者を複数比べるのは、時間も手間もかかります。開拓札幌の公式LINEでは、処分したい物の内容と地区を伺ったうえで、許可や追加料金の条件を確認しながら、条件に合う業者探しをお手伝いします。
少しでも安くするコツ|「売れるもの」は先に買取へ
処分費用を抑えるいちばんの近道は、「捨てる前に、売れるものを分ける」ことです。
不用品のなかには、まだ十分に使えるもの——比較的新しい家電、ブランド家具、まとまった数の食器や工具など——が混じっていることがあります。これらは、処分費を払って捨てるのではなく、買取に回せば逆にお金になる可能性があります。
- 製造から年数が浅い家電(目安5年以内)は、買取対象になりやすい
- ブランド家具・楽器・カメラ・工具などは、専門の買取で値がつくことがある
- 買取と回収を両方やっている業者なら、売れる物は買い取り、残りを回収と、一度にまとめられる
何が売れて、何が売れないのか。悪質な買取業者(「押し買い」など)を避けるコツも含めて、「遺品整理の買取ガイド|売れるもの・相場・悪質業者の見分け方」にまとめています。処分の前に、一度目を通しておくと、思わぬ損を防げます。
なお、遺品整理でまとまった量を片づける場合は、費用の相場や業者選びの考え方を「札幌の遺品整理の費用相場は?1K〜3LDKの料金」に整理しています。
不用品回収を依頼する流れ|問い合わせから支払いまで
実際に業者へ頼むときの流れは、おおむね次のとおりです。はじめてでも、この順番を知っておけば戸惑いません。
- 問い合わせ・見積り依頼:処分したい物の内容・量・住所(対応エリア確認)を伝えます。写真を送ると、より正確な概算が出ます
- 見積り:単品か積み放題か、追加料金の有無を含めた総額を確認します。できれば複数社で相見積り
- 日程の調整・予約:作業日を決めます。引越しの退去日が絡む場合は、逆算して早めに
- 当日の作業:業者が運び出し・積み込みを行います。当日追加が出そうなら、その場で総額を再確認します
- 支払い:見積り内容と相違ないかを確認して支払います。現金のみか、カード・電子決済が使えるかは事前に聞いておくと安心です
見積りから作業まで、「総額がいくらで、そこに何が含まれるか」を文字で残しておくのが、トラブルを防ぐいちばんのコツです。
札幌の不用品回収について、よくあるご質問
Q. 不用品回収と、市の大型ごみは、どちらが安いですか?
点数が少なく、玄関の外まで自分で運び出せるなら、市の大型ごみ(1点200〜1,800円)のほうが安いのがふつうです。業者は基本料金2,000〜4,000円+品目料金がかかるためです。一方、量が多い・運べない・急ぎ・家電も混在、という場合は業者のほうが手間と時間を含めて割に合います。市の出し方は「札幌市の大型ごみの出し方 完全ガイド」をご覧ください。
Q. 「無料回収」の業者に頼んでも大丈夫ですか?
おすすめできません。不用品の回収・処分には費用が必ずかかるため、「無料」を強調する業者ほど、積み込んだあとで高額請求されるトラブルが報告されています。札幌市も、こうした業者による高額請求が市内を含め発生していると注意を呼びかけています。料金の内訳をきちんと示す業者を選んでください。
Q. 業者に許可があるかは、どう確認すればいいですか?
家庭の不用品を有料で回収するには、市町村の一般廃棄物処理業の許可が必要です。会社の住所・固定電話・許可に関する情報がはっきり確認できるかを見ましょう。「産業廃棄物の許可」や「古物商の許可」は家庭ごみの回収許可とは別物なので、混同しないよう注意してください。判断に迷うときは、公式LINEでご相談いただければ一緒に確認します。
Q. トラック積み放題は、1台にどれくらい積めますか?
目安として、軽トラック積み放題は1R〜1Kの少なめ、1トントラックは1K〜1LDK、2トントラックは2LDK以上のまとまった量です。ただし荷物の大きさや形で変わり、「1台に収まらず追加」というケースもあります。事前に写真を見てもらい、「何台分になりそうか」を確認しておくと安心です。
Q. 冷蔵庫やテレビも、まとめて回収してもらえますか?
回収してもらえますが、家電4品目(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン)は、回収料金に加えて家電リサイクル料金がかかります。まとめて任せたいなら業者、1〜2台なら家電リサイクルのルートのほうが安いこともあります。くわしくは「札幌で冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンを処分する方法」で解説しています。
Q. どの方法が自分に合うか分かりません。
処分したい物の量・品目・お住まいの地区・急ぎかどうかを教えていただければ、市の大型ごみ・自己搬入・業者のどれが向くか、一緒に整理します。開拓札幌の公式LINEで、お気軽にご相談ください。特定の業者に肩入れせず、中立の立場でご案内します。
まとめ|札幌の不用品回収は「まず市で足りるか、次に業者」
最後に、この記事の要点を振り返ります。
- 1〜2点なら市の大型ごみが安い(1点200〜1,800円)。業者は基本料金2,000〜4,000円+品目料金がかかる
- 業者が得なのは「運べない・大量・急ぎ・家電も混在」のとき。積み放題は軽トラ15,000円〜・2t60,000円〜が目安
- 量が多くて自分で運べるなら破砕工場への自己搬入(10kgあたり210円)が割安
- 業者選びのカギは「一般廃棄物処理業の許可」。無許可業者に有料で家庭ごみを渡すのは制度上認められておらず、不法投棄されると依頼した側に原状回復責任が及ぶこともある
- 「無料回収」は警戒サイン。巡回トラックには声をかけず、作業前に総額の見積りを。売れるものは先に買取へ
札幌で不用品を処分するなら、まず「市で足りるか」を見て、足りないぶんを信頼できる業者に頼む。この順番だけで、払わなくていいお金と、避けられるトラブルを、どちらも減らせます。
迷ったら、処分したい物の内容とお住まいの地区を、公式LINEでお聞かせください。この記事の基準そのままに、市ルートで足りるかの見極めから、条件に合う業者探しまで、中立の立場でお手伝いします。
ご相談は無料。しつこい営業はいたしません。「まだ相場を知りたいだけ」という段階でも大丈夫です。