- 「遺品整理の見積りが、思ったより高かった」
- 「まだ使えそうなものを、捨ててしまうのはもったいない」
- 「実家から、貴金属や着物が出てきたけれど、どうすればいいのか」
遺品整理では、こうした「捨てるにはしのびないもの」「価値のありそうなもの」が、たくさん出てきます。
まず、お伝えします。一部の遺品整理業者では、価値のあるものは買い取ってもらえます。
そして、その買取分だけ、整理費用が実質的に安くなることもあります。
先に、この記事の結論をお伝えします。
- 貴金属・ブランド品・時計・着物・骨董品・切手などは、買取の需要があります。買取額が、遺品整理費用から差し引かれることも多いです
- 突然訪ねてくる「押し買い(訪問購入)」に、ご注意を。その場で契約しても、8日間はクーリング・オフ(契約を白紙に戻せる)が可能です。品物を、その場で渡す義務もありません
- 現金・通帳が出てきたら、それは「相続財産」です。勝手に使わず、相続人で分けます。相続放棄を考えているなら、売る・使う前に専門家へ
必要なところから読めます。
- 何が売れる? → 「売れるもの・売れないもの」の章へ
- どこに売る? → 「買取の売り先4つ」の章へ
- 悪質業者が心配 → 「押し買いとクーリング・オフ」の章へ
- 現金が出てきた → 「現金・通帳が出てきたら」の章へ
私たち「くらしの味方 開拓札幌」は、札幌の家の困りごとの相談窓口として、遺品の買取のご相談も承っています。この記事では、業者に都合のよい話だけでなく、ご遺族が損をしないための情報を、正直にお伝えします。
そもそも、遺品整理で買取はできる?
はい、できます。遺品整理では、まだ使えるものや、価値のあるものを、「処分」ではなく「買取」という形で手放せます。
買取で、遺品整理費用が「実質値引き」になる
いちばんのメリットは、これです。買い取ってもらった金額が、遺品整理の費用から差し引かれることが多く、結果として、支払う総額が安くなります。
たとえば、遺品整理の費用が14万円かかるお宅で、貴金属や家具などに4万円の買取値がついたとします。すると、実質のご負担は10万円ほど、というイメージです(※金額は一例です。価値のある品がたくさん出れば、差し引きはさらに大きくなります。買取額は、品物の状態や種類によって大きく変わります)。
「捨てる」より「生かす」|もったいなさ・罪悪感が軽くなる
故人が大切に使っていたものを、ごみとして捨てるのは、心が痛むものです。買取なら、次に必要とする方の手に渡り、また使ってもらえます。「もったいない」「申し訳ない」という気持ちが、少し軽くなります。
買い取る業者には「古物商許可」が必要です
ひとつ、知っておいていただきたいことがあります。中古品を買い取るには、「古物商許可(こぶつしょうきょか)」という許可が、法律で必要です(古物営業法)。この許可のない業者が買取をするのは、違法です。あとの章でお伝えしますが、業者選びでは、この古物商許可を持っているかが、大切な見分けどころになります。
遺品整理で「売れるもの・売れないもの」
「うちに、売れるものなんてあるだろうか」と思われるかもしれません。でも、意外なものに値がつくこともあります。まずは、買取の需要がある品を知っておきましょう。
買取の需要が高いもの
次のようなものは、買取市場があり、値がつきやすいです。
- 貴金属(金・プラチナ・銀):地金の相場で価値が決まり、換金しやすい。壊れたアクセサリーでも値がつきます
- 宝石・ジュエリー:ダイヤモンドやブランドジュエリーなど
- ブランド品:バッグ・財布・小物(付属品や箱があると有利)
- 高級腕時計:ロレックス・オメガなどの機械式時計は、とくに人気
- 着物:作家物・伝統工芸品・証紙付きは高値になることも(※一般的な着物は、安くなりがちです)
- 骨董品・美術品:掛け軸・茶道具・絵画・陶磁器など
- 切手・古銭・記念硬貨
- カメラ・レンズ、楽器
- お酒:ブランデー・ウイスキー・古酒など、未開封のもの
売れにくい・買取が難しいもの
反対に、次のようなものは、買取が難しいことが多いです。
- 古い家電:とくに製造から年数が経ったものは、買取不可になりがちです
- エアコン・テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(乾燥機):この4品目は家電リサイクル法の対象で、粗大ごみに出せません。古い型は、リサイクル料金を払って処分するのが基本です。処分の手順と料金は「札幌で冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンを処分する方法」で解説しています
- 大型の家具:ブランド家具やアンティークを除き、値がつきにくいです。手放し方は「大型家具の処分方法|ソファ・タンス・婚礼家具の費用と、後悔しない手放し方」にまとめています
- 使用済みの日用品・衣類
- 仏壇・仏具:買取は限定的で、供養やお焚き上げが一般的です
売れないものの中でも、仏壇・位牌・遺影・人形など「そのまま捨てにくいもの」は、お焚き上げ供養という手放し方があります。
くわしくは、札幌でお焚き上げをする方法と料金相場をご覧ください。
買取の売り先は4つ|それぞれの長所と短所
遺品を売る先は、大きく4つあります。それぞれに、向き・不向きがあります。正直なところ、どれか一つが万能ではありません。ご状況に合わせて選べるよう、長所と短所を、公平にお伝えします。
① 遺品整理業者(買取もできるところ)
古物商許可を持つ遺品整理業者なら、仕分け・買取・不用品の処分・清掃までを、まとめて頼めます。買取分が費用から差し引かれるので、精算もシンプルです。
- 長所:一度で全部片づく。退去期限がある、遠方に住んでいる、という方に向く
- 短所:品目ごとの専門知識は、専門店ほど深くないことも。運搬・処分の手間がある分、買取額は控えめになりがち
② 出張買取の専門業者
貴金属・着物・切手など、特定の分野に強い専門業者です。自宅まで来て査定してくれます。
- 長所:専門知識があり、価値のある品には高値がつきやすい。梱包・運搬の手間がない(店頭への持ち込みや、宅配買取を選べる業者もあります)
- 短所:業者の質にばらつきがある。自宅に来てもらう=「訪問購入」なので、強引な業者だと”押し買い”のリスク(ただし契約書を受け取ってから8日間は、クーリング・オフで解約できます。次の章でくわしく)
③ リサイクルショップ(持ち込み)
近所のお店に、その場で持ち込んで売る方法です。
- 長所:手軽で、すぐ現金になる
- 短所:幅広く扱う分、専門的な価値は見きれず、買取額が低くなりがち。運ぶ手間がある。買わない品の処分には、対応しない店も多いです
④ フリマアプリ・ネットオークション
メルカリやヤフオク!などで、自分で出品して、個人に売る方法です。
- 長所:間に業者が入らない分、うまくいけば高く売れる
- 短所:撮影・出品・梱包・発送・購入者とのやり取りを、すべて自分でする。手数料もかかる。量が多いと、現実的でないことも
なお、「複数の売り先で見比べる(相見積り)」のが、いちばん損をしないコツです。
とくに価値の高そうな品は、1社だけで決めず、2〜3社の査定を比べましょう。
買取で損せず、トラブルを避けるための注意点
悪質業者でなくても、知らないと損をすることがあります。まず、次の4点を押さえておきましょう。
① 価値の高い品は「相見積り」で比べる
相見積りは前の章でも触れましたが、価値の高い品ほど、効果が大きいので、あらためて。貴金属・宝石・骨董品は、査定する人の専門知識で、額が大きく変わります。1社の言い値で決めると、本来の価値より安く手放してしまうことも。こうした品は、2〜3社で比べてから決めてください。
② 買取額と作業費は「内訳」を分けてもらう
遺品整理とまとめて頼むときの、大切なポイントです。「買取額がいくらで、作業費がいくらか」を、別々に示してもらいましょう。合計だけを提示されると、買取分が正しく差し引かれているか、分かりません。良心的な業者ほど、内訳をはっきり出してくれます。
③ 現金・重要書類・思い出の品は、先に自分で確保する
作業を頼む前に、現金・通帳・印鑑・権利証などの貴重品と、アルバムや手紙などの思い出の品は、ご自分で取り分けておきましょう。まとめて処分・買取に出してしまうと、あとで「大事なものが見当たらない」ということになりかねません。
④ その場で即決しない・急かす業者に注意
「今なら高く買います」「今日決めてくれたら」。そう急かす業者には、注意が必要です。信頼できる業者は、考える時間をくれます。少しでも迷ったら、その場で契約せず、いったん持ち帰って考えましょう。なお、訪問での買取には、クーリング・オフ(原則、書面を受け取った日から8日間)が使えます。焦って決める必要は、ありません(くわしくは次の章で)。
こんなトラブルに、ご注意を
残念ながら、遺品整理・買取には、次のようなトラブルもあります。知っておくだけで、防ぎやすくなります。
- 無許可の業者に頼み、不用品を不法投棄される(あとで、依頼した側が責任を問われることも)
- 現金・貴重品・形見を、無断で持ち去られる
- 大事なものを「価値がない」と、誤って捨てられる
- 見積りのあとで、高額な追加請求をされる
これらを防ぐには、①古物商許可があり、廃棄物を適正に処分できる業者を選ぶ ②見積りの内訳を紙で確認する ③現金・貴重品・思い出の品は先に取り分ける ④作業当日は、できるだけ立ち会う——この4つが効きます。
【要注意】悪質な「押し買い」とクーリング・オフ
遺品整理の買取で、いちばん気をつけたいのが、この「押し買い(訪問購入)」です。高齢のご遺族が、狙われやすいトラブルです。仕組みと、身を守る方法を、正確にお伝えします。
「押し買い」とは?よくある手口
「押し買い」とは、業者が自宅に来て、貴金属などを、強引に安く買い取っていくトラブルです。典型的な手口は、こうです。
- 「不用品や、古い着物を買い取ります」と、電話やチラシで訪問の約束をする
- 実際に来ると、着物には目もくれず、「金やアクセサリーはありませんか」と、貴金属を執拗に求める
- 断りきれずに見せると、相場より、ずっと安い値段で買い取って、持ち去ってしまう
一度手放すと、取り戻すのは大変です。でも、法律(特定商取引法)が、あなたを守ってくれます。
あなたを守る、4つのルール
消費者庁の特定商取引法ガイド(訪問購入)によると、業者には、次のルールが義務づけられています。
- ① 頼んでいない訪問勧誘・しつこい勧誘は禁止:あなたが呼んでいないのに突然訪ねて買取を勧誘すること(不招請勧誘)や、一度「いりません」と断ったのに、その場で粘る・後日また来て勧めること(再勧誘)は、禁止されています
- ② 8日間はクーリング・オフできる:法律で決められた書面(申込書面か契約書面)を受け取った日から数えて8日以内なら、書面で、契約を無条件に解除できます
- ③ 品物を、その場で渡さなくてよい:クーリング・オフ期間中は、「引き渡しを拒む」ことができます。手放す前に、じっくり考えられます(業者には、この権利を伝える義務があります)
- ④ 業者は、氏名・目的・書面交付が義務:会社名や、買い取る目的を告げず、書面も渡さない業者は、それだけで怪しいと考えてください
クーリング・オフ「できない」品目に注意
ひとつ、大切な注意があります。訪問購入でも、次のものは、クーリング・オフの対象外です(=解約できません)。
- 自動車(二輪車=バイクは除く)
- 大型の家電、家具
- 書籍、CD・DVD・ゲームソフト
- 有価証券
逆に言えば、押し買いで狙われやすい「貴金属・宝石・着物」は、クーリング・オフの対象です。これらを強引に買われても、8日間は取り戻せます。落ち着いて対応しましょう。
現金・通帳・タンス預金が出てきたら、どうする?
遺品整理をしていると、タンスや押し入れから、思わぬ現金や通帳が出てくることがあります。これは「買取」とは別の、大切な注意が必要です。売る前に、必ず知っておいてください。
現金・預貯金は「相続財産」。勝手に使わないで
故人が遺した現金・タンス預金・預貯金は、すべて「相続財産」です。品物のように、見つけた人が自由にできるものではありません。相続人みんなで話し合って(遺産分割)、分けるのが原則です。よかれと思って一人で引き出したり、自分の判断で使ってしまったりすると、あとで相続人どうしのトラブルになりかねません。まずは、金額を記録して、そのまま保管しておきましょう。
「タンス預金だからバレない」は危険です
「タンス預金なら、申告しなくても分からないのでは」——そう考える方もいますが、おすすめしません。故人の預金の入出金の記録や、お金の流れから、税務署に把握されることがあります。相続財産が基礎控除を超えると、相続税の申告が必要で、タンス預金も、その対象です。
国税庁によると、相続税の基礎控除は、「3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数」。たとえば相続人が3人なら、4,800万円までは、相続税がかかりません。これを超えなければ、多くの場合、申告も不要です(ただし、配偶者の税額軽減などの特例を使って税額をゼロにする場合は、控除内でも申告が必要です)。ただし、隠して申告漏れが見つかると、本来の税金に加えて、加算税や延滞税といった、重いペナルティがかかります。隠すより、正しく申告するほうが、ずっと安全です。
相続放棄を考えているなら、絶対に使わない・売らない
これは、とくに大切です。相続放棄を検討している場合、故人の現金を使ったり、遺品を売却・処分したりすると、「相続を承認した」とみなされ、相続放棄ができなくなることがあります(法定単純承認)。借金のほうが多くて相続放棄を考えているなら、現金にも遺品にも手をつけず、先に専門家へ相談してください。くわしくは、相続放棄と遺品整理の注意点で解説しています。
買取の相場と、査定で見られるポイント
「いくらで売れるの?」は、いちばん気になるところです。ただ、正直にお伝えすると、買取相場は、品物の状態や種類で大きく変わるため、「○○円です」と言い切ることはできません。その代わり、査定で何が見られるかを知っておけば、納得して売れますし、少しでも高く売るコツも見えてきます。
査定で見られる、4つのポイント
査定額は、おもに次の4つで決まります。
- 状態:傷・汚れ・使用感。動くか(時計・家電)。きれいなほど高くなります
- 付属品:箱・保証書・鑑定書・ギャランティカードなど。揃っていると、査定額が上がりやすいです
- ブランド・作家・素材:有名ブランド、作家物、金・プラチナなどの素材そのものの価値
- 需要と時期:人気の型か、いま売れ筋か。金・プラチナは、その日の地金相場でも変わります
少しでも高く売る、4つのコツ
- 箱・保証書・鑑定書は、捨てずに探す:付属品が見つかれば、いっしょに出しましょう
- むやみに磨かない・手を加えない:これは要注意です。骨董品や古い時計、アンティークは、素人が磨くと、表面の風合いやオリジナルの状態が失われ、かえって査定額を大きく下げてしまうことがあります(古びた風合いも、価値のうち)。汚れは、軽く拭く程度にとどめ、判断は専門家に任せましょう
- まとめて出す:点数が多いと、業者も査定に来やすく、全体で好条件になることがあります
- 早めに売る:家電やブランド品は、新しいうちのほうが高く売れます(骨董・アンティークは別で、古さが価値になります)。しまい込む前に
品目別の、ちょっとしたコツ
- 着物:証紙(品質を証明する紙)や、たとう紙があれば、いっしょに出しましょう
- 切手:シートやアルバムから、無理に剥がさないでください。水濡れも厳禁です
- 貴金属:「K18」「Pt900」などの刻印があると、素材の価値が分かりやすくなります
なお、ネットで「〇〇 買取相場」と調べると、金額が出てきますが、あくまで参考程度に。
同じ品でも、状態や付属品で、査定は変わります。正確な金額は、実際に査定してもらうのが、いちばん確実です。
【札幌】遺品整理と買取を、まとめてご相談ください
札幌で、遺品整理にともなう買取をお考えの方へ。私たち開拓札幌が、お手伝いできることをお伝えします。
買取と作業費を「分けて」示す業者をご案内します
この記事でお伝えした「買取額と作業費の内訳を、分けて示す」——開拓札幌は、これを守る業者だけをご案内しています。「買取分がいくらで、作業費がいくらか」がはっきり分かるので、安心して任せられます。
遺品の仕分け・買取・処分・清掃までを、窓口ひとつで。何社にも連絡する手間が、かかりません。もちろん、とくに価値の高い品は、専門店との比較をおすすめすることもあります。無理に「ひとつの業者だけで」とは、申しません。
もちろん、売れないもの・供養したいもの(仏壇や人形など)も、あわせてご相談いただけます。
お焚き上げについては、札幌でお焚き上げをする方法と料金相場もご覧ください。
「札幌の街のために」|私たちの想い
開拓札幌は、札幌出身の代表が、地元の力になりたいと立ち上げた相談窓口です。追加請求のない明朗な業者だけをご案内することを大切にし、悪質な業者から、ご遺族を守りたいと考えています。私たちの想いは、私たちの想いのページに綴っています。
まずは、公式LINEでご相談を
「何が売れるか分からない」「まず費用の見当をつけたい」。その状態からで大丈夫です。
品物の写真を送っていただければ、おおよその目安をお伝えできる場合もあります。無理な営業は、いたしません。
公式LINEでは、遺品整理の「費用相場」と、後から追加料金を上乗せしない“損しない業者の見分け方”を1枚にまとめた「遺品整理 費用相場&損しない業者選びシート」を、無料でお渡ししています。あとで思わぬ請求に悩まされないために、業者を決める前に、まず目を通していただくだけでもお役に立てるはずです。

遺品整理の買取について、よくあるご質問
Q. 遺品整理は頼まず、買取だけお願いできますか?
多くの業者で、買取だけの依頼も可能です。ただし、業者によっては「遺品整理とセットのみ」という場合もあるので、買取だけを希望するときは、事前に確認しておきましょう。
Q. 遺品整理業者と専門の買取店、どちらが高く売れますか?
品物によります。貴金属・ブランド品・骨董品・着物など、価値の高い品は、その分野に強い専門店のほうが、高くなりやすいです(品によっては、数万円の差がつくことも)。一方、家じまいで大量に片づけるなら、まとめて頼める遺品整理業者が、手間の面で有利です。価値の高い品だけ専門店へ、残りは遺品整理業者へ、という使い分けもおすすめです。
Q. 出張買取や査定は、無料ですか?
多くの業者は、査定・出張を無料で行っています。ただし、業者によっては、出張料やキャンセル料がかかる場合もあります。依頼する前に、「査定は無料か」「値段がつかなくても費用はかからないか」を、確認しておくと安心です。
Q. 値段がつかなかったものは、どうなりますか?
遺品整理業者に頼む場合は、値段がつかなかったものも、そのまま処分までお願いできるのが利点です(処分費はかかります)。専門の買取店やリサイクルショップの場合は、無料で引き取ってもらえることもあれば、引き取り不可で持ち帰りになったり、逆に処分費を請求されたりすることもあります。
Q. まだ元気ですが、生前整理でも買取できますか?
はい、できます。生前整理でも、買取の仕組みは同じです。むしろ、ご本人が元気なうちに「これは誰に」「これは売る」と決められるので、ご家族の負担が減り、価値のあるものを、確実に活かせます。くわしくは、札幌の生前整理もご覧ください。
Q. 買取業者を選ぶとき、何を確認すればいいですか?
次の3点を確認しましょう。①「古物商許可」を持っているか(買取に必要な許可です)、②見積書の内訳が明確か(買取額と作業費を分けて出すか)、③相見積りを嫌がらないか。この3つがそろっていれば、信頼できる業者の目安になります。
Q. 査定額に納得できないときは、断れますか?
もちろんです。査定は、売却の義務ではありません。金額に納得できなければ、「他も見て決めます」と伝えて、断って構いません。無理に売る必要は、ありません。ただし、出張買取の場合は、キャンセル料の有無を、事前に確認しておくと安心です。
まとめ|「捨てる」前に、活かせる道があります
遺品整理の買取は、費用を抑えられ、故人のものを次に活かせる、良い方法です。最後に、大切なところを整理します。
- 価値のあるものは買取でき、その分だけ整理費用が安くなることも。貴金属・ブランド品・時計・着物・骨董・切手などが対象です
- 売り先は4つ。価値の高い品は専門店、まとめて片づけるなら遺品整理業者。大切な品は、相見積りで比べましょう
- 突然来る「押し買い」に注意。強引に買われても、8日間はクーリング・オフでき、その場で品物を渡す義務もありません
- 現金・通帳は「相続財産」。勝手に使わず、相続人で分けます。相続放棄を考えているなら、売る・使う前に専門家へ
- 業者選びは「古物商許可・内訳の明確さ・相見積りOK」の3点で見分けます
「これは価値がないだろう」と、捨ててしまう前に。一度、立ち止まって、査定に出してみてください。故人が大切にしていたものが、また誰かの手に渡って生かされる。それは、きっと、いちばん温かいお別れの形です。
