割れた皿・コップ・ガラスの捨て方|札幌のルールと収集員がケガしない包み方【品目別早見】

割れた皿・コップ・ガラスの捨て方 札幌のルールと包み方

「お皿を割ってしまった。この破片、そのままゴミ袋に入れていいの?」「収集の人が、ケガをしないだろうか」。

割ったすぐあとに、こう検索する方が、いちばん多いはずです。

 

先に、いちばん知りたい答えをお伝えします。札幌では、割れた皿・コップ・ガラスは「燃やせないごみ」。厚紙などで包んで、指定ごみ袋に「キケン」と表示して出します。

これは札幌市の公式ルールに、はっきり書かれている出し方です。あとで、包み方も一つずつ図でお見せします。

 

この記事は、割れ物・ガラスの捨て方を「何ごみ?」から「収集の人がケガしない包み方」「品目ごとの分け方」まで、札幌の実ルールをもとに順番に整理した実用ガイドです。要点は3つです。

  1. 割れ物は燃やせないごみ。ただし、瓶やプラスチックのコップなど例外もある
  2. 大事なのは包み方と「キケン」表示。割れていなくても、包むのが正解です
  3. 袋に入りきらない大きなガラスは大型ごみ。この線引きだけ覚えておけば迷いません

 

お急ぎの方は、必要なところから読めます。

  • まず何ごみか知りたい方 → 「まず結論」の章へ
  • 皿・コップ・瓶など品目ごとに知りたい方 → 「品目別早見表」の章へ
  • 安全な包み方を知りたい方 → 「梱包手順」の章へ
  • 大量に処分したい方 → 「大量に処分したいとき」の章へ

私たち「くらしの味方 開拓札幌」は、札幌で住まいの困りごとの相談窓口を運営しています。

ですがこの記事は、売り込みではなく、あなたが自分で正しく・安全に捨てきるための実用ガイドです。特定の業者に肩入れせず、最適な方法を中立の立場でご案内します。いっしょに、順番に見ていきましょう。

代表 成田
割った直後は、あわてて袋にそのまま入れてしまいがちです。でも、ひと手間の「包む」で、ご自身の手も、収集する人の手も守れます。むずかしいことは何もありません。順番どおりに進めれば大丈夫ですよ。
目次

【まず結論】割れた皿・コップ・ガラスは何ごみ?

札幌市では、割れた皿・コップ・ガラスは「燃やせないごみ」です。金属製・ガラス製・せともの(陶磁器)・石は、燃やせないごみに分類されます。

出すときのルールは、札幌市の公式ページにこう書かれています。

  • ガラス・せとものは「厚紙などで包み、指定ごみ袋に『キケン』と表示」
  • 燃やせないごみは有料。必ず指定ごみ袋に入れる
  • 収集日の朝8時30分までにごみステーションへ
  • 収集は4週に1回(区・地域で収集日が違います)

つまり、割れ物を捨てるときの正解は「厚紙で包む → 指定ごみ袋に入れる → 袋に『キケン』と書く」。この3つだけ押さえれば、まず間違いありません。

袋に入れば燃やせないごみ、入らなければ大型ごみ

「これは燃やせないごみ? それとも大型ごみ?」と迷ったときの見分け方も、市がはっきり示しています。

市の公式Q&Aによると、「指定ごみ袋に入り、口をしっかり縛ることができれば、燃やせないごみで出せる」とされています。逆に、指定袋に入らない大きさなら大型ごみです。

割れた食器やコップ、電球、小さめのガラス片は、ほぼ袋に収まるので燃やせないごみ。一方、大きな板ガラスやガラステーブルの天板のように袋に入らないものは大型ごみ扱いになります。大型ごみの申し込み方法や料金は、札幌市の大型ごみの出し方 完全ガイドにまとめてありますので、そちらをご覧ください。

代表 成田
迷ったら「指定袋に入って口を縛れるか」だけで判断してください。入れば燃やせないごみ、入らなければ大型ごみ。この一本の線で、ほとんどのケースは仕分けできますよ。

【品目別早見表】皿・コップ・瓶・電球・鏡は札幌で何ごみ?

「うちのこれは、結局どれ?」を一目で確かめられるよう、札幌市の家庭ごみ50音分別辞典の実分類を、品目別にまとめました。

割れた皿・コップ・瓶・電球・鏡は何ごみ?品目別 早見表(札幌市)
品目札幌の区分料金ポイント
皿・茶碗・せともの(陶磁器)燃やせないごみ有料割れ物は厚紙で包み「キケン」表示
コップ・グラス(ガラス製・金属製)燃やせないごみ有料同上
コップ(プラスチック製)燃やせるごみ有料プラ製は「燃やせる」側
ガラス・ガラス製品(窓ガラス片など)燃やせないごみ有料厚紙で包み「キケン」表示。袋に入らない大物は大型ごみ
電球燃やせないごみ有料厚紙で包み「キケン」表示
蛍光管燃やせないごみ有料割れていなければ無料回収あり(後述)
鏡・花びん燃やせないごみ有料ガラス製品として不燃
計量カップ(ガラス・金属製)燃やせないごみ有料プラ製は燃やせるごみ
びん(飲料・調味料・化粧品などが入っていたもの)びん・缶・ペットボトル無料資源。透明・半透明の袋で
びん(ガラス製の食品保存びん・ほ乳びん)燃やせないごみ有料ガラス製の保存びんは不燃。プラ製の保存容器は別区分(燃やせるごみ等)
眼鏡(プラ製以外)燃やせないごみ有料プラ製は燃やせるごみ

ざっくりの原則は、「金属・ガラス・せともの・石は燃やせないごみ」「木製・プラスチック製は燃やせるごみ」。この2本立てで覚えると、辞典を引かなくても見当がつきます。

迷いやすいのが、次の3つです。この記事では、それぞれ章を分けてくわしく解説します。

  • …「資源になる瓶」と「燃やせないごみの瓶」で分かれます(後の「割れた瓶・空き瓶」の章へ)
  • 鏡・耐熱ガラス…食器と違い、ガラスとしてリサイクルできません(後の「窓ガラス・鏡・耐熱ガラス」の章へ)
  • 大きなガラス…袋に入らなければ大型ごみです(前の「まず結論」の章のとおり)
代表 成田
同じ「コップ」でも、ガラス製は燃やせないごみ、プラスチック製は燃やせるごみ。素材で分かれるのがポイントです。手に取って「カチカチのガラス・陶器かな、やわらかいプラかな」を確かめると、迷いが減りますよ。

【安全な梱包手順】収集員がケガしない包み方

割れ物の捨て方でいちばん大切なのが、この「包み方」です。札幌市の公式ルールでも、ガラス・せとものは「厚紙などで包み、指定ごみ袋に『キケン』と表示」と定められています。手順は4ステップです。

収集員がケガしない割れたガラスの安全な梱包4ステップ

ステップ1:厚紙や新聞紙で、破片を包む

割れた破片を、厚紙・新聞紙・チラシなどでしっかり包みます。とがった角が外に出ないよう、二重・三重に巻くと安心です。作業のときは、軍手やゴム手袋をはめて、素手で破片に触らないようにしてください。

ステップ2:テープでとめて、動かないように固定する

包んだら、ガムテープなどでほどけないように固定します。中で破片がバラけると、袋を突き破る原因になります。「持っても崩れない」くらいまで、しっかり巻きましょう。

ステップ3:指定ごみ袋に入れ、口をしっかり縛る

札幌では、燃やせないごみは指定ごみ袋に入れて出すのがルールです。破片が多いときは、袋を二重にすると、より安心です。口はしっかり縛ってください。

ステップ4:油性ペンで袋に「キケン」と書く

最後に、袋の見やすいところへ油性ペンで「キケン」と大きく書きます。これが、収集する人が中身を「割れ物だ」と分かるための、たった一つの合図です。書き忘れると、次に触る人がケガをするおそれがあります。

細かい破片は、小袋にまとめてから

散らばった小さな破片は、いきなり大きな袋に入れると角で袋が破れます。いったん小さな紙袋やチラシで包んでから、指定袋へ入れましょう。床に残った微細な破片は、粘着テープ(ガムテープの粘着面)でペタペタ取ると、掃除機を傷めずに回収できます。

割れていなくても、包むのが正解

「まだ割れていないガラスコップは、そのまま袋でいい?」というご質問をよくいただきます。答えは、割れていなくても厚紙で包むのが正解です。

理由は、収集や運搬の途中で袋の中で割れて、破片が飛び出すことがあるから。とくにコップやグラスは、他のごみとぶつかると簡単に欠けます。割れていない段階で包んでおけば、割れても破片が外に出ず、収集する人の安全につながります。ひと手間ですが、これが「割れてないコップ」の正しい出し方です。

代表 成田
「キケン」の3文字は、収集する人への”申し送り”です。袋の外から中身は見えません。だからこの一言が、ケガを防ぐいちばんの役割を果たしてくれます。包んだら、書く。セットで覚えてくださいね。

品目別|皿・茶碗(せともの)・ガラスのコップ

ここからは、割れやすい代表的な品目ごとに、札幌での出し方を見ていきます。まずは、割ってしまうことがいちばん多い「食器」からです。

陶磁器の皿・茶碗・せともの

陶器やせともの(茶碗・皿・湯のみ・急須など)は、札幌市の50音分別辞典で「せともの=燃やせないごみ」「食器(ガラス製・陶磁器・金属製)=燃やせないごみ」と分類されています。燃えるように見えても、素材は焼き物なので不燃です。

割れたものは、他の割れ物と同じく厚紙で包んで「キケン」表示。割れていない食器を捨てるときも、袋の中で欠けることがあるので、包んでおくと安心です。

ガラスのコップ・グラス

ガラス製・金属製のコップやグラスは燃やせないごみです。一方、プラスチック製のコップは「燃やせるごみ」。同じ「コップ」でも、素材で分かれるので気をつけてください。カチカチと硬く、透明で重みがあればガラス、軽くてしなるならプラスチック、が見分けの目安です。

数が多いときは「袋の重さ」に注意

引っ越しや食器の入れ替えで、皿やコップをまとめて処分するときは、1袋に詰めすぎないことがコツです。食器は見た目より重く、詰めすぎると袋が破れたり、収集の人が持ち上げられなかったりします。

札幌の燃やせないごみは収集の間隔が長め(詳細は後述)なので、一度にたくさん出したくなりますが、片手で無理なく持てる重さを目安に、複数の袋に小分けしましょう。大量にある場合の進め方は、後の「大量に処分したいとき」の章でくわしくお伝えします。

代表 成田
食器の断捨離でありがちなのが、1袋にぎゅうぎゅうに詰めて、持ち上げた瞬間に底が抜けること。重い割れ物ほど、小分けが安全です。急がば回れ、で分けて出しましょう。

品目別|割れた瓶・空き瓶(資源になる瓶とならない瓶)

割れ物の中で、いちばん分別を間違えやすいのが「瓶」です。瓶には「資源になる瓶(無料)」と「燃やせないごみの瓶(有料)」の2種類があるからです。ここを分けて覚えると、無駄なく捨てられます。

資源になる瓶・ならない瓶の分岐フロー

資源になる瓶(びん・缶・ペットボトルへ・無料)

札幌市のびん・缶・ペットボトルのページによると、販売時に飲み物や食品が入っていた空きびんは資源です。具体的には次のようなものです。

  • 飲料用のびん(ジュース・ドリンク・酒類など)
  • 調味料のびん(しょうゆ・みりん・びん詰めのりなど)
  • 飲み薬などのびん
  • 化粧品のガラスびん

これらは有料の指定袋ではなく、透明または半透明の袋に入れて、びん・缶・ペットボトルの日に出します。缶やペットボトルと同じ袋に一緒に入れてかまいません。

なお、ビールびんや一升びんのようなリターナブルびん(何度も再使用できる瓶)は、販売店に引き取ってもらうか、リターナブル(リユース)びんの無料回収に出すと、より環境にやさしい形で再利用されます。

燃やせないごみになる瓶(有料)

一方、次のような瓶は燃やせないごみ(有料)です。札幌市の家庭ごみ50音分別辞典には、次のように記載されています。

  • びん(食品保存用のびん製品など)…ガラス製の保存びんが該当します
  • ほ乳びん(ガラス製)…プラ製は燃やせるごみです
  • マニキュアのびん…びん・缶・ペットボトルのページでも「対象外」とされています

ここでのポイントは素材です。同じ「保存容器」でも、ガラス製の保存びんは燃やせないごみ、プラスチック製の保存容器は容器包装プラスチックや燃やせるごみ側になります。もうひとつのポイントは、「中身を売るために使われていた容器か(=資源)」「瓶そのものが製品・保存容器か(=燃やせないごみ)」の違いです。ジャムや佃煮が入って売られていた瓶は資源ですが、保存用に単体で買った瓶は燃やせないごみ、というイメージです。

油の瓶は「洗えるかどうか」で分かれる

見落としやすいのが油の瓶です。札幌市のびん・缶・ペットボトルの案内では、ごま油などの油のびんは「完全に洗浄されたものに限り」資源として収集する、とされています。裏を返せば、油分が落ちきらない瓶は資源には出せず、燃やせないごみ側になる、ということです。ごま油やオリーブオイルの瓶も、しっかり洗えれば資源、油が落ちきらなければ燃やせないごみ、と考えてください。

割れた飲料瓶は、どう出す?

「割れてしまった飲料瓶は、資源? 燃やせないごみ?」と迷いますよね。本来は資源の瓶でも、割れて破片になっている場合は、安全を優先して厚紙で包み「キケン」表示のうえ、扱いに迷えばお住まいの区の清掃事務所に確認するのが確実です。破片の状態や量で扱いが変わることがあるため、大量の割れた瓶が出たときほど、事前のひと確認が安心です。

代表 成田
瓶は「無料の資源」になることが多いのに、なんとなく燃やせないごみに入れてしまう方が本当に多いんです。飲み物・調味料・化粧品の空き瓶は、洗って資源へ。これだけで、指定袋の有料分を少し節約できますよ。

品目別|窓ガラスの片・板ガラス・鏡・耐熱ガラス

食器と違い、注意が必要なのが「鏡・耐熱ガラス・強化ガラス」です。これらは、飲料瓶のようには資源化されず、ガラス製品として燃やせないごみに分類されるという共通点があります。

鏡・耐熱ガラス・強化ガラスは、資源にならない

資源になる瓶のガラスと、鏡や耐熱ガラスは、じつは成分や加工が違います。鏡は裏に金属膜が貼られており、耐熱ガラス(グラタン皿・ポットの一部など)や強化ガラスは、通常のガラスより高い温度で溶けるよう作られています。そのため、瓶のリサイクル工程には混ぜられず、ガラス製品として燃やせないごみに分類され、瓶のようには資源化されません

札幌市の分類でも、鏡・花びん・ガラス製品は「燃やせないごみ」。割れたものは厚紙で包んで「キケン」表示、という扱いは食器と同じです。

※耐熱ガラス・強化ガラスは50音分別辞典に単独の項目はありませんが、「ガラス・ガラス製品=燃やせないごみ」の総称に含まれます。判断に迷う特殊なガラスは、お住まいの区の清掃事務所に確認すると確実です。

窓ガラスの片・板ガラス

割れた窓ガラスの破片も、指定ごみ袋に入って口を縛れるなら燃やせないごみです。厚紙で包み、「キケン」表示のうえ出します。とがった大きめの片は、袋を突き破らないよう、段ボールで挟んでから包むとより安全です。

一方、割れずに残った1枚板の大きな板ガラスやガラステーブルの天板など、指定袋に入らないものは大型ごみです。この線引き(袋に入るか・入らないか)で判断します。大型ごみの申し込みや持ち込みの方法は、札幌市の大型ごみの出し方 完全ガイドをご覧ください。

「窓ガラスが割れた」場合の、その先

この記事は、あくまで「割れたガラスの捨て方」の解説です。窓ガラスが割れて割れた直後の応急処置(破片の片づけ・すきま風や雨をふさぐ手当て)や、ガラスの修理・交換そのものについては、扱う範囲が変わります。

割れた直後の応急の手当ては窓ガラスが割れた時の応急処置|今夜をしのぐ手順で、修理・交換の費用や業者の選び方は札幌の窓ガラス修理・交換の費用相場と悪質業者の見分け方で、それぞれくわしく解説しています。ここでは「破片をどう捨てるか」に絞ってお伝えしました。

代表 成田
「ガラスは全部リサイクルできる」と思われがちですが、鏡や耐熱ガラスは別枠。資源にはならず、燃やせないごみです。とはいえ出し方は食器と同じ、包んで「キケン」でOK。むずかしく考えなくて大丈夫ですよ。

札幌の燃やせないごみ 出し方の詳細

ここまでの品目に共通する、札幌の「燃やせないごみ」の基本ルールを、あらためて整理しておきます。割れ物以外の危険ごみも、同じルールで出します。

有料・指定袋・朝8時30分・4週に1回

札幌市の公式ページによると、燃やせないごみのルールは次のとおりです。

  • 有料。必ず指定ごみ袋に入れる
  • 収集日の朝8時30分までにごみステーションへ
  • 収集は4週に1回

収集日は区や地域で異なります。ご自宅の収集日は、札幌市の収集日カレンダーや「さっぽろごみ分別アプリ」で確認できます。

包丁など刃物も「キケン」表示

割れ物と同じく、包丁などの刃物も「厚紙で包み、指定ごみ袋に『キケン』と表示」して燃やせないごみに出します(市公式)。ケガの原因になる鋭いものは、ガラスと同じ扱いと覚えておくと分かりやすいです。

蛍光管は「割れていなければ無料回収」も選べる

蛍光管は、割れていれば厚紙で包んで「キケン」表示のうえ燃やせないごみです。ただし、割れていない蛍光管は、市の蛍光管の無料回収を利用できます。含まれる水銀やガラスがリサイクルされ、しかも無料です。まだ割れていない蛍光管を捨てるなら、こちらのほうがお得で環境にもやさしい選択です。

収集間隔が長いから、溜めすぎに注意

札幌の燃やせないごみは、収集の間隔が長めです。割れ物が出るたびに家の中にためると、次の収集日まで、とがった破片の袋を置いておくことになります。

安全のためにも、割れ物が出たらその都度きちんと包んで、次の収集日に確実に出すのがおすすめです。保管するときは、小さなお子さんやペットが触れない、足元に落ちない場所へ。段ボールに入れて口を閉じておくと、より安心です。

代表 成田
燃やせないごみは収集の間隔が長く、意外と待ちます。「次いつ出せるんだっけ?」を防ぐには、分別アプリで収集日に通知を設定しておくのが便利。割れ物の袋を、うっかり長く家に置かずにすみますよ。

自治体で捨て方は違う|全国共通の考え方と確認方法

ここまでは札幌のルールでしたが、割れ物の捨て方は自治体によって細かく違います。札幌以外にお住まいの方や、引っ越し予定の方のために、全国共通の「考え方」と、自分の地域を調べる方法をお伝えします。

全国でほぼ共通する「考え方」

細かいルールは違っても、割れ物の扱いは、次の2点がほぼ全国共通です。

  • 割れたガラス・食器は、多くの自治体で「燃えないごみ(不燃ごみ)」
  • 紙などで包んで、袋に危険を知らせる表示をする

「包んで、危険を知らせる」という基本は、どこでも変わりません。まずはこの原則を押さえておけば、大きく間違えることはありません。

自治体で違うのは、この4点

一方、細かい部分は地域でバラつきます。とくに違いが出やすいのが、次の4点です。

  1. 袋に書く文言…札幌は「キケン」ですが、他市では「危険」「割れ物」「ガラス」など様々
  2. 袋の種類…札幌は有料の指定袋。地域によっては透明・半透明の袋
  3. 大物の基準サイズ…「何cm以上で粗大ごみ」かは地域でバラバラ
  4. 瓶が資源か不燃か…資源として回収する地域と、不燃ごみの地域があります

たとえばさいたま市では、もえないごみは透明袋で、破損したガラスは「紙などに包んで透明袋に入れ、『ガラス』と標示」するよう案内しています。粗大ごみとの境界は90cm。札幌の「キケン表示・有料指定袋・袋に入るかで判断」とは、文言も袋も基準も違うことが分かります。

自分の地域を確実に調べる方法

お住まいの地域のルールは、次のように調べるのが確実です。

  • ◯◯市 不燃ごみ」「◯◯市 ガラス 捨て方」で検索し、自治体の公式ページを開く
  • 多くの自治体にある「50音(ごみ分別)辞典」で、品目名から引く
  • 自治体のごみ分別アプリがあれば、品目検索が早い

ネット上のまとめ記事ではなく、必ずお住まいの自治体の公式情報で最終確認してください。ルールは改定されることもあるので、公式が最も確実です。

代表 成田
引っ越しの前後は、この「袋の文言」「粗大ごみの基準サイズ」でつまずきがち。前の住所の感覚のまま出すと、収集してもらえないことも。新居の自治体名で一度、公式ページを確認しておくと安心です。

大量の食器・ガラスを処分したいとき|引越し・実家じまい・断捨離

引っ越しや実家の片づけ、断捨離で、食器やガラスを一度に大量に処分したいこともあります。この場合は、普段の捨て方とは少し考え方を変えたほうが、うまくいきます。

一度に大量には出せない、と知っておく

札幌の燃やせないごみは収集の間隔が長めで、1袋の重さにも限りがあります。そのため、段ボール何箱ぶんもの食器を一度に全部は出せません。無理に詰め込むと、袋が破れたり、収集してもらえなかったりします。

まだ日数に余裕があるなら、収集日ごとに少しずつ、小分けにして出すのが基本です。ただ、引っ越しの期限が迫っていたり、量が多すぎたりする場合は、次の選択肢を検討します。

選択肢1:まだ使える食器は、売る・譲る

割れていない、きれいな食器やグラスは、捨てる前にリサイクルショップ・フリマアプリ・地域の譲り合いで手放す方法もあります。ブランド食器や未使用の贈答品は、思わぬ値がつくこともあります。ゴミを減らせて、少しお金にもなる、という選択肢です。

選択肢2:大量・大物・急ぎは、業者や大型ごみを使う

量が多すぎて自分では手に負えない、期限が迫っている、大きな家具ごと処分したい。そんなときは、市の大型ごみ不用品回収業者という手があります。中立の立場でお伝えすると、線引きの目安はこうです。

  • 少量(袋数個ぶん)…自分で包んで、燃やせないごみへ。いちばん費用がかかりません
  • 大きなガラス・家具ごと…市の大型ごみが割安です
  • 大量・急ぎ・運び出しも頼みたい不用品回収 札幌|料金相場と業者の選び方が便利。料金相場や業者の選び方も、そちらの記事にまとめています

業者選びで迷ったら、許可や料金の開示で中立に比較した札幌の不用品回収 業者一覧も参考になります。

どの方法がいいか迷ったら

「うちの量なら、自分で出す? 業者に頼む?」。その線引きに迷ったら、開拓札幌の公式LINEで気軽にご相談ください。写真を送っていただければ、量の見当をつけて、いちばん費用を抑えられる方法を中立の立場でご案内します。一括見積もりサイトのように、申し込んだ直後から何社もの営業電話が鳴ることはありません。ご案内するのは、条件に合う1〜2社だけです。もちろん、ご相談だけでもかまいません。

代表 成田
大量処分でいちばんもったいないのが、少量でも慌てて業者に頼んでしまうこと。袋数個ぶんなら、自分で出すのが断然お得です。逆に、量が多くて期限も近いなら、迷わずプロを頼ってください。量に合わせて選ぶのが、いちばん損をしないコツですよ。

やってはいけないNG行為|ケガ・トラブルを防ぐために

最後に、割れ物を捨てるときにやってはいけないことをまとめます。どれも、ケガやトラブルにつながる行為です。

割れたガラスの捨て方でやってはいけないNG行為4つ

NG1:包まず、そのまま袋に入れる

いちばん多い失敗が、破片をそのまま指定袋に入れること。とがった角が袋を突き破り、収集の人や、袋を運ぶ途中で通る人がケガをします。必ず厚紙などで包んでください。

NG2:「キケン」表示を書き忘れる

袋の外からは、中身が割れ物かどうか分かりません。表示がないと、収集の人は普通のごみとして扱い、思わぬケガにつながります。包んだら「キケン」、を必ずセットで。

NG3:大きなガラスを、自分で割って小さくする

「袋に入らないから、たたいて割って小さくしよう」——これはとても危険なので、おすすめしません。破片が飛び散り、思わぬ大ケガをするおそれがあります。袋に入らない大きなガラスは、無理に割らず大型ごみとして出してください。

NG4:「無料回収」をうたう業者に、安易に渡す

「不用品を無料で回収します」と巡回するトラックや広告には、注意が必要です。あとから高額を請求されたり、正しく処理されなかったりするトラブルがあります。処分を業者に頼むなら、料金や許可がはっきりしている業者を選びましょう。見分け方は不用品回収 札幌|料金相場と業者の選び方でくわしく解説しています。

代表 成田
「自分でガラスを割る」は、本当にやめてください。軍手ごしでも刺さります。大きいものは大型ごみ、が正解です。安全第一で、無理をしないのがいちばんですよ。

割れ物・ガラスの捨て方について、よくあるご質問

Q. 割れた皿は、燃やせるごみですか?

いいえ。陶磁器やせともの、ガラスの皿は、札幌では燃やせないごみです。厚紙で包んで、指定ごみ袋に「キケン」と表示して出します。木製・プラスチック製の皿だけが、燃やせるごみになります。

Q. 割れていないコップも、包む必要がありますか?

はい、包むのがおすすめです。収集や運搬の途中で袋の中で割れて、破片が飛び出すことがあるためです。割れていない段階で厚紙に包んでおけば、割れても外に破片が出ず、収集の人の安全につながります。

Q. 瓶は何ごみですか?

飲料・調味料・化粧品などが入って売られていた空き瓶は「資源(びん・缶・ペットボトル)」で無料です。一方、ガラス製の食品保存びんやほ乳びん、マニキュアの瓶は「燃やせないごみ」で有料。油の瓶は「完全に洗浄されたものに限り」資源で、油分が落ちきらなければ燃やせないごみです。

Q. 収集日まで、割れたガラスはどう保管すればいい?

厚紙で包んで指定袋に入れ、「キケン」表示までしたうえで、お子さんやペットが触れない、足元に落ちない場所に置いてください。段ボールに入れて口を閉じておくと、より安全です。札幌の燃やせないごみは収集の間隔が長めなので、次の収集日を分別アプリなどで確認しておくと安心です。

Q. 大量に処分したいときは?

少量なら自分で燃やせないごみへ、大量・大物・急ぎなら大型ごみや不用品回収業者へ、が目安です。前の「大量に処分したいとき」の章に、中立の線引きをまとめています。

Q. 窓ガラスが割れてしまいました。

この記事では「割れた破片の捨て方」を扱っています。割れた直後の応急処置や、ガラスの修理・交換については、扱う内容が変わります。応急の手当てと、修理・交換の費用や業者選びは、それぞれ別の記事で解説する予定です。まずは安全を確保し、破片は本記事のとおり包んで出してください。

まとめ|割れ物は「包んで・キケン表示・燃やせないごみ」

最後に、大切なポイントをおさらいします。

  • 札幌では、割れた皿・コップ・ガラスは「燃やせないごみ」。厚紙で包み、指定袋に「キケン」表示
  • 割れていなくても包む。袋の中で割れて破片が飛び出すのを防ぐため
  • 瓶は資源になるものが多い。飲料・調味料・化粧品の空き瓶は無料の資源へ
  • 袋に入らない大きなガラスは大型ごみ。自分で割るのは危険なのでNG
  • 捨て方は自治体で違う。札幌以外は、お住まいの自治体の公式情報で確認を

割れ物の処分は、ほんの少しの「包む・書く」で、ご自身も、収集する人も、安全に守れます。あわてず、順番どおりに進めてください。

代表 成田
大量の食器やガラスの処分で「自分で出す? 業者に頼む?」と迷ったら、いつでも公式LINEでご相談ください。写真を送っていただければ、いちばん費用を抑えられる方法を、中立の立場でお伝えします。ご相談だけでも、もちろん大丈夫です。

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