「夜、部屋の壁を大きな虫がスルスルと動いている」「ムカデを見つけたけど、どう退治すればいいの?」「咬まれてしまった、どうしよう」。
その不安、よく分かります。
まず、いちばん大事なことからお伝えします。ムカデに咬まれたら、あわてて冷やす前に「流水で洗う」。そして基本は「熱めのお湯で温める」。ムカデの毒はタンパク質でできていて、熱に弱いからです。ただし、やけどには十分に気をつけてください。
そして、二度と咬まれないためのポイントも、はっきりしています。ムカデが来る家には、必ず「餌になる虫・湿気・侵入する隙間」があります。ここを断てば、そもそも家に入ってきません。
この記事の要点は、3つです。
- 咬まれたら、流水で洗う→熱めのお湯(43〜46℃)で温める。やけどに注意。強い症状は、すぐ病院へ
- 家に入れない土台は、餌になる虫を減らす・湿気を断つ・隙間を塞ぐの3つ
- 殺し方は、凍らせるスプレーか熱湯が確実。潰さない・素手で触らない。無理なときは、頼っていい
以下から、必要なところだけ読めます。
- 咬まれてしまった方 → 「咬まれたときの正しい対処」の章へ
- 今いる1匹を退治したい方 → 「安全な駆除・殺し方」の章へ
- 二度と入れたくない方 → 「室内に入れない対策」の章へ
- これはムカデ?と迷う方 → 「ヤスデ・ゲジとの見分け」の章へ
私たち「くらしの味方 開拓札幌」は、札幌の暮らしの困りごとの相談窓口です。
ですがこの記事は、売り込みではなく、あなたが自分でムカデに対処するための実践ガイドです。とくに咬まれたときの対処は、皮膚科医や医療機関の情報で裏を取りました。いっしょに、順番どおり見ていきましょう。
咬まれたときの正しい対処|まず洗って、温める
ムカデに咬まれると、直後に激しい痛みが走り、赤く腫れます。ここでの対処を間違えないことが、いちばん大切です。結論は「まず流水で洗い、熱めのお湯で温める」。順番に見ていきましょう。
手順①:刺激せず離れて、流水でよく洗う
まず、ムカデから離れます。あわてて素手で払うと、二度咬まれることがあります。
そのうえで、咬まれた場所を流水でしっかり洗い流します。片山クリニックの解説によると、ムカデの毒は水に溶けやすいため、早く洗い流すほど症状が軽く済みます。石けんを使ってもかまいません。強くこすらず、やさしく洗うのがポイントです。
手順②:43〜46℃の熱めのお湯で、10〜20分温める
洗ったら、次は温めることがポイントです。ムカデの毒はタンパク質でできていて、熱に弱い性質があります。小郡三井病院(かまち医院)の解説によると、43℃以上のお湯を患部に10〜20分ほどシャワーで当てて温めると、毒が広がるのを抑えられるとされています。冷やすよりも温めるほうがよい、という考え方です。
- 温度の目安は43〜46℃。やけどしない程度の、少し熱めのお湯です
- 50℃を超えると、やけどの危険があります。とくに小さなお子さんや高齢の方は、低めの温度で、様子を見ながら
- 温めたあとは、抗ヒスタミン配合のステロイド軟膏を塗って、炎症を抑えます

「冷やす」と「温める」、どっちが正しい?
じつは、ここは意見が分かれるところです。「温める」をすすめる医療機関が多い一方で、小児科医・坂本昌彦氏が医学文献を調べた解説によると、温めと冷やしで痛みの改善に差はなかった、という研究(台湾)もあります。専門家のあいだでは「他の虫刺されと同じく冷やす」という意見も少なくありません。
つまり、「温めるのが基本。ただし、やけどが怖いときや迷うときは、冷やしてもかまわない」と考えてください。大切なのは、どちらか一方に固執することではなく、まず洗うこと、そして強い症状を見逃さないことです。
やってはいけないこと
- 口で毒を吸い出さない:かえって口の中に毒が入ります。絞り出すなら指で、洗い流しながら
- 患部を強くこすらない:炎症が広がります
- 「大したことない」と放置しない:あとから腫れが強くなることがあります
こんなときは、すぐ病院へ|受診の目安
ムカデの咬傷は、多くの場合は数時間で痛みが和らぎます。ただし、放っておいてはいけないサインもあります。ここだけは、しっかり覚えておいてください。
すぐに救急(119番)を呼ぶサイン=アナフィラキシー
咬まれたあと、次のような全身の症状が出たら、命に関わる「アナフィラキシー」の可能性があります。ためらわず救急車を呼んでください。
- 息が苦しい・ゼーゼーする
- 全身にじんましんが出る
- めまい・冷や汗・意識がもうろうとする
皮膚科医・玉城有紀氏の解説によると、こうした反応は2回目以降に咬まれたときに起こりやすく、多くは30分以内(早い人は5分ほど)に現れます。過去にムカデに咬まれたことがある方は、とくに注意してください。意識が薄れる前に、すぐ119番です。
破傷風にも注意|傷を洗って、医師に相談を
見落とされがちですが、ムカデの毒牙には、土の中の細菌が付いていることがあります。同じ皮膚科医の解説では、そこから破傷風に感染するリスクも指摘されています。破傷風は、日本でも毎年発症例があり、命に関わることのある感染症です。
深い傷や、汚れた場所で咬まれた場合、しばらく破傷風の予防接種を受けていない場合は、傷をよく洗ったうえで、医療機関で「破傷風トキソイド(ワクチン)」について相談しておくと安心です。
早めに受診したほうがよいケース
救急ほどではなくても、次のようなときは、皮膚科などを受診しましょう。
- 乳幼児・高齢者・妊婦が咬まれた(症状が強く出やすい)
- 腫れが急に広がっている/痛みが非常に強い
- 発熱や、患部が動かしにくいなどの症状がある
- 市販薬を数日使っても、よくならない・悪化している
帝京大学名誉教授(皮膚科)監修の解説でも、小さなお子さんや赤ちゃんが咬まれたときは、まず病院を受診するようすすめられています。市販のステロイド軟膏は、大人は強め、子どもは弱めと、年齢に合った強さを選ぶのが基本です。
そもそもムカデとは?家に入ってくる理由
対策を立てるには、相手を知るのが近道です。ムカデがなぜ家に入ってくるのか。その理由が分かれば、「どこを断てばいいか」が見えてきます。
肉食で夜行性。餌の虫を追って侵入する
ムカデは肉食の虫です。アース製薬の情報によると、いちばんの好物はゴキブリ。そのほか、クモ・コオロギ・ミミズなども食べます。視力が弱く、動くものに反応して咬みつくのが特徴です。
つまり、ゴキブリやクモなど「餌になる虫」がいる家は、ムカデにとってごちそうがある家ということ。夜行性なので、日中は落ち葉や石の下にひそみ、夜になると餌を求めて家に侵入します。布団の中に入り込んで、寝ている人を咬むこともあります。
湿気を好み、数ミリの隙間から入る
ムカデは湿った暗い場所を好みます。ダスキンの解説によると、床下や押し入れ、水回りなど、ジメジメした場所が格好のすみかです。乾燥には弱く、気温が10℃を下回ると活動しなくなります。
そして体がとても薄く、わずか数ミリの隙間があれば侵入します。玄関ドアの下、網戸のすき間、エアコンの配管まわり、排水口。こうした場所が、侵入口になります。
時期は春〜秋。頭がちぎれても生きる、しぶとさ
KINCHO(大日本除虫菊)の解説によると、日本の住宅で問題になるのは、体長7〜15cmほどの大型種「トビズムカデ」。越冬から目覚めるのが早く、4月ごろから動き出し、6〜8月に被害が増えます。真夏はやや減りますが、若い個体が独り立ちする秋に、再び増えるのも特徴です。
また、生命力が非常に強く、頭部がちぎれてもしばらく生きていることがあります。「死んだと思って油断しない」ことも、覚えておきたいポイントです。
ムカデの安全な駆除・殺し方|潰さないのが鉄則
今、目の前にいる1匹をどう処理するか。ここでいちばん大事なのは、安全に、そして潰さずに仕留めることです。方法ごとに見ていきましょう。
いちばん確実なのは「凍らせるスプレー」か「熱湯」
じつは、ムカデには殺虫剤が効きにくいという弱点があります。前述の皮膚科医の解説によると、ムカデの体は鎧のように硬い節で覆われていて、殺虫成分が浸透しにくいためです。そこで、確実なのが次の2つです。
- 凍らせるスプレー(冷凍・凍殺タイプ):瞬時に動きを止めて仕留めます。殺虫成分が入っていないタイプが多く、小さなお子さんやペットがいる家庭でも使いやすいのが利点です
- 熱湯(60℃以上のお湯):屋外や浴室など、人にかからない場所なら、熱湯でも仕留められます。毒はタンパク質なので、熱で無力化できます(自分にかからないよう、やけどには十分ご注意を)
殺虫スプレーを使うなら、ムカデ専用のものを、数秒間しっかり噴射します。ただし、動きが素早いので、少し離れた位置から。
叩かない・潰さない・素手で触らない
とっさに叩いて潰したくなりますが、これはおすすめしません。理由は3つあります。
- 反撃されて咬まれる:KINCHOも、叩くと反撃して危険だと注意しています。物理的に叩くより、スプレーで
- 体液が飛び散る:潰すと体液が周囲に付きます
- 死骸も素手で触らない:頭部がちぎれても生きていることがあり、死んだように見えても咬むことがあります。処理は、火ばさみやトングで。袋に密閉して捨てましょう
見失ったときは、くん煙剤
「見つけたけど、どこかに逃げられた」。眠れないほど不安なときは、部屋全体に薬剤を行き渡らせるくん煙剤が有効です。押し入れや家具のすき間に隠れた個体にも届きます。使うときは、火災報知器をカバーし、食品・ペット・観葉植物を避けて、説明書どおりに換気してください。
「赤ちゃんムカデ」や卵にも注意
小さなムカデを見かけたら、近くで繁殖しているサインかもしれません。トビズムカデのメスは5〜6月に20〜50個の卵を産み、体で包んで1か月ほど守ります。KINCHOによると、秋に独り立ちした小さなムカデも、立派なあごを持ち、咬まれると痛みます。「小さいから大丈夫」と侮らないことが大切です。
なお、「ムカデはつがいで行動するから、1匹いたらもう1匹いる」という言い伝えがありますが、これはKINCHOも俗説としています。ただし、1匹出たということは「そこがムカデの好む環境だ」というサイン。数の心配より、環境(餌・湿気・隙間)を見直すほうが、ずっと効果的です。
室内に入れない対策|餌・湿気・隙間の3つを断つ
ここが、この記事のいちばん大事な章です。ムカデ対策の本質は、退治ではなく「そもそも入れないこと」。ポイントは、餌になる虫・湿気・侵入する隙間の3つを断つことです。

① 餌になる虫(ゴキブリ・クモ)を減らす
ムカデ対策の、意外な急所がここです。ムカデはゴキブリを追って家に入ってきます。ゴキブリを減らせば、ムカデが来る理由そのものが減ります。ダスキンも、ゴキブリ対策がムカデの侵入リスクを下げると解説しています。
- 生ゴミ・食べかすを放置しない。こまめに掃除する
- ゴキブリが気になるなら、毒餌(ベイト剤)などで先に数を減らす
台所の虫が気になる方は、キッチンに湧くコバエの発生源と見分け方や、家に出る小さな虫の見分け方をまとめたチャタテムシの記事もあわせてご覧ください。
② 湿気を断つ
ムカデは乾燥が苦手です。家の中の湿気を減らすほど、居心地の悪い家になります。
- 床下・押し入れ・水回り:除湿剤や換気で、湿気をこもらせない
- 排水管の水漏れを確認する。水回りは、餌の虫も集まりやすい場所です
- 梅雨〜初夏は、とくに意識して換気を
③ 侵入する隙間を塞ぐ
数ミリの隙間から入るので、物理的に閉じるのが効きます。
- 玄関ドアの下・窓のサッシ・網戸:すき間テープや隙間材で塞ぐ
- エアコンの配管まわり・排水口:防虫パテやコーキング材でふさぐ
- 換気口や網戸に、破れがないか点検する
④ 家のまわり(屋外)を片づける
ムカデは、家の外の環境からやってきます。すみかと餌をなくすのが、屋外対策です。
- 落ち葉・雑草・腐葉土を片づける。ムカデの隠れ家になります
- 植木鉢や石を、家の壁ぎわに置きっぱなしにしない。下がすみかになります
- 家の周囲に、忌避効果のある粉剤を帯状にまくと、侵入防止のバリアになります(効果は雨で流れると切れるため、定期的に)
なお、忌避剤には、ムカデが嫌うハッカ・ヒノキ・樟脳などの香りを使ったものもあります。ただし、これらは補助と考え、まずは「餌・湿気・隙間」の3つを優先してください。
ヤスデ・ゲジとの見分け方|「これはムカデ?」
「細長くて足がたくさんある虫を見たけど、これはムカデ?」。じつは、よく似た虫にヤスデとゲジ(ゲジゲジ)がいます。見分けられれば、対処が変わります。要点だけ押さえましょう。

| 虫 | 体・動き | 咬む?毒は? | 食べ物 |
|---|---|---|---|
| ムカデ | 平たい体・くねくね素早い・80〜130mm | 咬む・毒あり | 肉食(生きた虫) |
| ヤスデ | 丸い体・ゆっくり・20〜45mm | 咬まない(刺激で臭い液) | 腐葉土・落ち葉 |
| ゲジ | 足が長くふわふわ・素早い・20〜25mm | 基本咬まない・毒なし | 肉食(害虫を食べる) |
ざっくり言うと、平たくて素早く、咬んでくるのがムカデ。アース製薬の情報でも、大きさと動きで見分けられるとされています。ヤスデは咬まず無害ですが、刺激すると臭い液を出します。ゲジは見た目が苦手な方が多いものの、じつはゴキブリなどの害虫を餌として食べる益虫で、人にはほとんど害がありません。
ここまでの「見分け・応急処置・入れない対策」を、いざ夜に出たとき、スマホで開けばすぐ確かめられる1枚の無料シートにまとめました。ムカデ・ヤスデ・ゲジの見分け、咬まれたときの手順、そのほか札幌で出やすい虫・害獣の対処までを、この1枚に凝縮しています。

「札幌の虫・害獣・蜂・鳥 見分け&対処 早見表」は、公式LINEから無料で受け取れます。これは咬む虫か・自分で対処していい虫か・熱めのお湯で温めるべきか——ぞっとして頭が真っ白になる夜でも、この1枚を開けば迷わず動けます。
「ムカデのような小さい虫」だったら
数センチもない小さな虫なら、ムカデの幼体か、ヤスデ・ゲジの可能性もあります。見分けや、ヤスデの大量発生への対策は、ヤスデの見分け・大量発生対策の記事でくわしくまとめています(体の断面や動きでの見分け方も、こちらに図解しています)。あわせてご覧ください。
北海道・札幌でもムカデは出る?
「寒い北海道なら、ムカデはいないのでは?」と思う方もいるかもしれません。結論から言うと、本州より数は少ないものの、油断はできません。
数は少ないが、道南を中心に出ることがある
日本の住宅で問題になるトビズムカデは、おもに本州以南に生息しています。生態情報によると、北海道は南部を中心に分布し、本州以南に比べると数は少ないとされています。とはいえ、まったく出ないわけではありません。
暖房の効いた屋内は、通年で注意
ムカデは寒さに弱く、屋外では冬に活動を止めます。ただし、暖房の効いた室内は、冬でも暖かいため、家の中に入り込んだ個体が活動を続けることもあります。北海道でも、対策の考え方は本州と同じ。餌・湿気・隙間を断つことが、いちばんの備えになります。
自分で手に負えないときは、頼っていい
ムカデの多くは、ここまでの方法で自分で対処できます。ただ、次のようなときは、無理をせず専門家の手を借りるのも、賢い選択です。
- 何度もくり返しムカデが出る/小さなムカデ(幼体)を家の中で見かける
- 床下や天井裏など、発生源が自分では手の届かない場所にありそう
- ゴキブリなど餌になる虫も大量にいて、根本から対策したい
- 小さなお子さんやペットがいて、咬まれる前に安心できる環境にしたい
とくに「餌の虫が多い」「床下の湿気が根深い」といった、家の環境そのものに原因がある場合は、ムカデの駆除だけでなく、ゴキブリ対策や湿気・隙間の見直しまで含めて考える必要があります。害虫駆除の業者に加えて、床下や水回りの点検が向くこともあります。
私たち開拓札幌は、特定の業者に肩入れせず、お客さまにとって最適な方法を中立の立場でご案内する、札幌の相談窓口です。「どこに頼めばいいか分からない」「そもそも業者に頼むほどの状態なのか知りたい」というときも、お気軽にご相談ください。
一括見積もりサイトのように、申し込んだ直後から何社もの営業電話が鳴ることはありません。ご案内するのは、状況に合う1〜2社だけです。
ムカデについて、よくあるご質問
Q. ムカデに咬まれたら、冷やす・温める、どちらが正しいですか?
まず流水でよく洗うのが最優先です。そのうえで、基本は43〜46℃の熱めのお湯で温めるのがよいとされています(毒が熱に弱いため)。ただし、温めと冷やしで差がなかったという研究もあり、やけどが怖いときや迷うときは冷やしてもかまいません。呼吸困難やめまいなど全身の症状が出たら、すぐ救急(119番)です。
Q. 殺虫剤が効きにくいと聞きました。どう退治すればいいですか?
ムカデは体が硬く、殺虫成分が浸透しにくいため、凍らせるスプレー(凍殺タイプ)か熱湯が確実です。凍殺タイプは殺虫成分なしの製品も多く、お子さんやペットがいても使いやすいです。叩いて潰すのは、反撃されるおそれがあるので避けましょう。
Q. ムカデは「つがい」で行動しますか?1匹いたら、もう1匹いますか?
「つがいで行動する」は俗説で、実際にはペアでいる習性はありません。ただ、1匹出たということは「そこがムカデの好む環境」というサインです。数を探すより、餌・湿気・隙間を見直すほうが効果的です。
Q. 潰してしまいました。卵や体液は大丈夫ですか?
潰すと体液が飛び散るので、拭き取って掃除しましょう。死骸も、頭部がちぎれても生きていることがあるため、素手ではなく火ばさみやトングで処理してください。卵を見つけた場合も、素手で触らず処理を。
Q. 北海道(札幌)でもムカデは出ますか?
本州より数は少ないものの、道南を中心に出ることがあります。また、暖房の効いた屋内は冬でも暖かいため、入り込んだ個体が活動することもあります。対策は本州と同じで、餌・湿気・隙間を断つことが基本です。
まとめ|ムカデは「咬まれ対処」と「入れない工夫」で乗り切る
最後に、大切なことをおさらいします。
- 咬まれたら、まず流水で洗い、43〜46℃で温める(やけど注意・迷えば冷やしてよい)
- 呼吸困難・全身症状は救急(119)、子ども・高齢者・腫れ拡大は受診。破傷風にも注意
- 退治は凍殺スプレーか熱湯が確実。潰さない・素手で触らない
- 入れない土台は餌の虫を減らす・湿気を断つ・隙間を塞ぐの3つ
- 似た虫の見分けは「平たく素早く咬むのがムカデ」。詳しくはヤスデの記事へ
ムカデは、見た目こそぞっとしますが、正しく対処すれば、必要以上に怖がる相手ではありません。咬まれたときの手順と、入れない工夫。この2つを知っておけば、落ち着いて向き合えます。