「大きくなりすぎた庭木を、そろそろ切りたい」「枯れた木を伐採したいが、費用がいくらかかるのか分からない」「切ったはいいけれど、この木や枝はどうやって捨てればいいの?」——。庭木のことでお悩みの方から、よくいただくご相談です。
そんな方に、まずお伝えしたいことがあります。庭木の伐採は、「木を切る費用」だけでなく、「切った木・枝を処分する費用」まで含めて考えることが、失敗しないいちばんのコツです。処分のことを忘れていると、あとで思わぬ出費になりがちだからです。
しかも札幌には、他の地域にはないひとつの落とし穴があります。急ぎで押さえておきたい点を、先に3つお伝えします。
- 庭木の伐採費用は、木の高さと太さで大きく変わります。1本あたり数千円のこともあれば、大木なら数万円になることもあります
- 切った木・枝は、札幌市なら「枝・葉・草」として無料で出せます。ただし50cm以下に切って、ひもで縛るなどの条件があります
- ★札幌の落とし穴:木を切るのに向いた時期(冬〜春)は、じつは枝の無料収集が止まっている期間。この時期に切ると、処分に有料の指定袋が必要になります
必要なところから読めます。
- 切った木・枝の捨て方を知りたい方 → 「札幌のごみの出し方」の章へ
- 伐採費用がいくらかを知りたい方 → 「伐採費用の相場」の章へ
- 抜根(根を抜くか)で迷っている方 → 「抜根の費用と判断」の章へ
- 自分で切れるか知りたい方 → 「自分で伐採できる?」の章へ
私たち「くらしの味方 開拓札幌」は、札幌で家まわりの困りごとの相談窓口を運営しています。
この記事では、庭木の伐採・抜根・処分にかかる費用と方法を、専門用語をかみくだいてお伝えします。とくに「切った木・枝を、札幌ではどう捨てるか」は、市の公式ルールをもとに、他のサイトより一歩ふみこんで整理しました。読み終えるころには、「自分の庭木にいくらかかりそうか」「どう処分すればいいか」がはっきりします。
伐採した木・枝はどう捨てる? 札幌のごみの出し方【一次情報】

まず、この記事のいちばん大事なところ、「切った木・枝の捨て方」からお伝えします。ここは、他のサイトが「一般論」でしか書けていない部分です。札幌にお住まいなら、市の公式ルールで正確に押さえておきましょう。
庭木の枝・幹・根は「枝・葉・草」として無料で出せる
札幌市の公式ページ「枝・葉・草」によると、家庭から出る次のものは、「枝・葉・草」として無料で収集してもらえます。
- 庭木のせん定枝・幹・根(伐採で出た木も、これに当たります)
- 庭で刈った芝、草花、落ち葉
つまり、庭木を切って出た木や枝は、条件さえ守れば無料で回収してもらえるということです。これは、処分費を抑えるうえで大きなポイントです。
出し方の条件は「50cm以下」「1mくらいのひもで縛る」
ただし、そのまま出せるわけではありません。札幌市公式によると、次のように整えて出す必要があります。
- 長さ50cm以下にする(太い幹も、50cm以下に切りそろえます)
- 長さ1mくらいのひもで縛ってまとめる
- 収集日当日の朝8時30分までに、ごみステーションへ出す
枝を50cm以下にそろえる作業は、意外と手間がかかります。太い幹だと、のこぎりやチェーンソーがないと切りそろえられません。「切る作業」と同じくらい、「捨てられる大きさにする作業」も時間がかかると考えておいてください。
なお、札幌市公式によると、50cmより長いものや、1mくらいのひもで縛れないものは「枝・葉・草」では出せず、有料の大型ごみの扱いになります。太い幹や大きな根がそのまま残ると、ここで費用が発生します。
★札幌の落とし穴:冬〜春は「枝の無料収集」が止まる
ここが、この記事でいちばんお伝えしたい注意点です。
札幌市公式によると、「枝・葉・草」の収集期間は5月〜12月中旬まで(地区により異なります)です。つまり、12月〜4月ごろは、枝の無料収集がお休みになります。
ところが、庭木の伐採に向いた時期は、木が休眠する冬から春先(おおむね1〜4月)です。落葉して枝ぶりが見やすく、木への負担も少ないため、業者もこの時期をすすめることが多いのです。
つまり「切るのに向いた時期」と「無料で捨てられる時期」が、札幌ではズレているのです。冬〜春に伐採すると、無料の「枝・葉・草」には出せず、処分方法が変わります。ここを知らないと、処分費で思わぬ差が出ます。
収集期間外(冬〜春)や出せないときの捨て方
では、収集期間外や、都合で「枝・葉・草」に出せないときは、どうすればいいのでしょうか。札幌市公式によると、次の2つの方法があります。
- 指定ごみ袋(有料)の「燃やせるごみ」に入れて出す。札幌市の公式ページ「燃やせるごみ」によると、「枝・葉・草」の収集期間外(12月〜4月)や、都合で出せない場合に限り、土を落として指定ごみ袋に入れて出せます。燃やせるごみの収集は週2回です
- 指定袋に入らない大きなものは「大型ごみ」(有料)に申し込む。太い幹や大きな根で、袋の口をしっかり縛れないものは、こちらになります
札幌市の指定ごみ袋は有料です。冬〜春に大量の枝を出すと、その分の袋代がかかります。無料で出せる5月〜12月中旬とくらべると、処分費に差が出るということです。
同じ量の枝でも、出す時期によって費用が変わる——これが札幌ならではのポイントです。たとえば、庭木を切って枝がたくさん出たとします。5月〜12月中旬なら「枝・葉・草」で無料。ところが同じ量を1月に出そうとすると、有料の指定袋に詰め直す必要があり、袋の枚数分の費用がかかります。量が多ければ、この差はばかになりません。「いつ切って、いつ出すか」で処分費が変わると覚えておいてください。
なお、根についた土は、札幌市公式によると「燃やせないごみ」で出すことになっています。抜根で大きな根が出た場合は、土を落としてから処分してください。
自分で捨てる vs 業者に処分してもらう(費用の比較)

切った木・枝を、「自分で処分するか」「業者に処分まで頼むか」で、かかる費用も手間も変わります。ここを整理しておきましょう。
自分で処分する方法(安いが手間がかかる)
自分で処分する場合、札幌なら次のような方法があります。すべて札幌市の公式ルールにもとづく、実際に使える方法です。
- 「枝・葉・草」で無料で出す(5月〜12月中旬):50cm以下に切ってひもで縛る手間はかかりますが、収集費用は無料。いちばん安い方法です
- 地区リサイクルセンターへ無料で持ち込む(5月1日〜12月10日):札幌市公式「枝・葉・草」によると、収集日を待てないときは、5月1日〜12月10日の期間(休館日を除く)なら、枝・葉・草を地区リサイクルセンターへ無料で持ち込めます。出し方はごみステーションと同じで、枝は50cm以下にして1mくらいのひもで縛り、落ち葉や草花は透明・半透明の袋に入れて持ち込みます。車があれば、収集日を待たずに無料で片づけられる方法です
- 有料の処理施設へ自分で持ち込む(通年):無料期間外や、指定袋・大型ごみに出すほどではない量のときは、市の処理施設へ有料で持ち込めます。札幌市公式「家庭ごみの自己搬入」によると、手数料は清掃工場・破砕工場で10kgあたり210円、ごみ資源化工場(木くず)で10kgあたり140円です。剪定枝・伐採木は径(太さ)を20cm以内にする必要があり、清掃工場は最大の辺を50cm以内にします。自動車での搬入のみで、計量後に現金で支払います
自分で処分する最大のメリットは、費用の安さです。一方で、切りそろえ・縛る・運ぶ手間がかかり、量が多いと車での運搬も必要になります。
業者に処分まで頼む方法(ラクだが費用がかかる)
伐採業者や不用品回収業者に、処分まで頼む方法もあります。おおまかに2つのパターンがあります。
- 伐採業者に「処分込み」で頼む:木を切ってもらい、切った枝や幹の運搬・処分もまとめてお願いする方法です。見積りに「処分費」「運搬費」として計上されます。処分費は、伐採の総額のうち3〜5割を占めることもあると考えておくと、見積りを見たときに驚きません
- 軽トラ積み放題などで回収してもらう:切った枝葉を、軽トラック1台分いくら、という形で回収するサービスです。相場は1台あたり1〜2万円前後が目安ですが、量・地域・業者で幅があります
業者に頼むメリットは、手間がかからないこと。切りそろえや運搬をすべて任せられます。デメリットは費用がかかることです。
なお、ここで扱うのは庭木・枝葉の処分です。伐採にともなって、家の中の家具や家電などの不用品もまとめて処分したい場合は、札幌の不用品回収の費用と業者選びもあわせてご覧ください。庭木以外の家財の処分は、そちらが参考になります。
庭木の伐採費用の相場|高さ・幹まわり別

ここからは、木を切る(伐採する)費用の相場をお伝えします。伐採費用は、木の高さで決まることが多く、業者によっては幹の太さも見ます。
高さ別の伐採費用の目安
複数の造園・伐採サービスの料金表を見わたすと、1本あたりの伐採費用は、おおむね次のような幅に収まります。金額は業者や地域、木の状態で変わるため、あくまで目安としてご覧ください。
| 木の高さ | 高さの目安 | 1本あたりの費用の目安 |
| 3m未満(低木) | 人の背より少し高い〜1階の窓くらい | 数千円〜1万円前後 |
| 3〜5m | 1階の屋根〜2階の窓くらい | 1万〜2万円前後 |
| 5〜7m | 2階の屋根くらい | 2万〜4万円前後 |
| 7m以上(高木) | 2階の屋根を大きく超える | 4万円〜(要現地見積り) |
高さの目安を、身近なもので言いかえると分かりやすいです。1階の屋根の高さがおよそ3m、2階の屋根が6〜7mほど。庭木が自宅の1階の屋根を超えているなら3m以上、2階の屋根に届いているなら5m以上、と見当をつけられます。
なぜ高さで費用が上がるかというと、高い木ほど高所での作業になり、危険と手間が増えるからです。3m未満なら地面や脚立から手が届きますが、5mを超えると高所作業車や、木に登っての作業が必要になります。安全に配慮するほど、時間も人手もかかり、費用に反映されるわけです。
幹の太さや本数でも変わる
高さが同じでも、幹が太い木は費用が上がります。切る手間も、処分する木の量も増えるからです。また、当然ながら本数が多いほど総額は上がりますが、まとめて頼むと1本あたりが割安になることもあります。
見積りで必ず確認したい「2つの落とし穴」
料金表の数字だけを見て安心すると、あとで総額が思ったより高くなることがあります。次の2点は、見積りのときに必ず確認してください。
- 税込か税抜か:料金表が税抜表示のこともあります。総額(税込)でいくらかを確認しましょう
- 処分費が含まれているか:伐採費用に、切った木・枝の運搬・処分費が入っているかどうか。入っていないと、あとから処分費が上乗せされます。前の章でお伝えしたとおり、処分費は総額の3〜5割になることもあります
「1本◯円」という表示は、切るだけの料金で、処分は別というケースが少なくありません。処分まで含めた総額で比べることが、失敗しないコツです。
抜根の費用と「そもそも必要か」の判断

木を切ったあと、地面に残る切り株。この根っこを掘り起こして取り除く作業を「抜根(ばっこん)」といいます。「抜根までやるべきか」で迷う方は多いので、費用と判断の目安を整理します。
抜根の費用は、伐採の3〜5倍が目安
抜根は、地面を掘って根を掘り起こす重労働です。そのため、切るだけの伐採より費用が高くなります。
複数の造園・伐採サービスの料金を見わたすと、抜根費用は1本あたり1万〜3万円前後が目安で、木の大きさや根の張り方で変わります。同じ木でも、伐採費用の3〜5倍ほどかかることも珍しくありません。根が大きく張っていたり、重機が使えなかったりすると、さらに上がります。
なぜこれほど高いのかというと、根は地中で見えない範囲まで広がっており、掘ってみないと大きさが分からないからです。手作業で掘り起こすには時間と力が必要で、大きな木ほど重機を入れることになります。「切るのは1万円だったのに、抜根は3万円と言われた」というのは、こうした理由によるものです。
抜根が必要なケース・切り株を残してよいケース
抜根は、必ずしも全員に必要な作業ではありません。次のように考えると、判断しやすくなります。
抜根したほうがよいケース
- その場所に建物や駐車場、花壇などを作りたい(根が邪魔になる)
- 切り株からひこばえ(新しい芽)が出て、また育ってしまうのを防ぎたい
- 切り株が腐ってシロアリなどの害虫を呼ぶのが心配
切り株を残してもよいケース
- とくにその場所を使う予定がない(庭の隅など)
- 費用を抑えたい(抜根は高いので、無理に抜かない選択もあり)
抜かずに「薬剤で枯らす」選択肢もある
「根を抜くほどではないが、切り株から芽が出るのは困る」という場合、切り株に薬剤(除草剤など)を使って、根を枯らす方法もあります。掘り起こすより費用を抑えられますが、枯れるまで時間がかかり、使い方や周囲の植物への影響に注意が必要です。使う場合は、製品の表示をよく確認してください。
なお、腐って害虫を呼ぶのが心配なら、シロアリ対策の観点も参考になります。切り株や木材とシロアリの関係は、害虫の記事で扱っています。
費用が高くなるケースと、追加費用の内訳

見積りが、料金表の目安より高くなることがあります。これは、業者がぼったくっているわけではなく、作業が難しくなる条件があるからです。あらかじめ知っておくと、見積りを見たときに納得できます。
費用が上がりやすい6つの条件
- 電線・電話線が近い:切った枝が線に当たらないよう、慎重な作業が必要。感電や停電のリスクもあり、特殊な扱いになります
- 高い木・大木:高所作業になり、高さや太さが増すほど手間と危険が増えます
- 重機・高所作業車が必要:手作業で届かない木は、機械を使うため車両代・機械代が加わります
- 車両が庭に入れない:道が狭い、庭が奥まっているなどで、切った木を人力で運び出す必要があると、運搬の手間賃が増えます
- 隣家・建物・塀に接している:まわりを傷つけないよう、少しずつ切り分ける「特殊伐採」になると割高です
- 本数が多い・処分量が多い:切る手間も、運ぶ木の量も増えます
見積りに出てくる「追加費用」の項目
見積書には、伐採費用のほかに、次のような項目が並ぶことがあります。それぞれ何の費用かを知っておくと、内訳を確認しやすくなります。
- 処分費・運搬費:切った木・枝を運んで処分する費用(前述のとおり、総額の3〜5割になることも)
- 出張費・車両費:現場までの移動や、車両の使用にかかる費用
- 清掃費:作業後に、落ち葉や木くずを片付ける費用
- 特殊伐採費:クレーンやロープを使う、難しい伐採の費用
これらは、悪い意味の「追加料金」ではなく、作業に本当に必要な費用です。大切なのは、見積りの段階で「どこまでが料金に含まれ、何が別途かかるか」をはっきりさせておくこと。「作業後に追加を請求された」というトラブルは、ここが曖昧なまま進めたときに起きがちです。
自分で伐採できる? できる範囲と、安全の限界

「費用を抑えたいから、自分で切れないか」と考える方も多いはずです。結論から言うと、小さな木なら自分でも切れますが、大きな木や条件の悪い木は、絶対に無理をしないでください。ここは、費用より安全を優先すべきところです。
自分で伐採してよいのは、この範囲まで
自分で切ってよいのは、次のすべてに当てはまる、条件のよい木に限ります。
- 高さ3mまで(脚立に乗らず、地面から手が届く範囲が安全)
- 幹の直径が20cm以下くらいの、細めの木
- まわりに建物・塀・車がない(倒す方向に十分なスペースがある)
- 電線が近くにない
- 地面が平らで、傾斜がない
ひとつでも当てはまらないなら、業者に頼んでください。無理をして、けがや事故につながっては、費用の節約どころではありません。
倒す方向を決める「受け口・追い口」
自分で切る場合も、いきなり幹に刃を入れてはいけません。木を安全に倒すには、倒したい方向に「受け口」(三角の切り込み)を入れ、その反対側から「追い口」を切るのが基本です。この手順を守らないと、木が思わぬ方向に倒れて危険です。
ただし、この作業には慣れが必要です。少しでも不安があれば、無理に自分でやらないことをおすすめします。
チェーンソーの「キックバック」に注意
チェーンソーを使う場合、いちばん怖いのが「キックバック」です。刃の先端が木などに当たった反動で、チェーンソーが自分に向かってはね返る現象で、大けがの原因になります。防護具(保護メガネ・手袋・すね当てなど)を必ず着け、刃の先端をものに当てないよう注意してください。使い慣れていない方は、手軽なのこぎりから始めるのが安全です。
★電線に近い木は、絶対に自分で触らない
これは、何より優先してお伝えしたいことです。電線に接している・近づいている木は、絶対に自分で切ろうとしないでください。
木や枝が電線に触れると、感電や停電、火災につながる危険があります。伐採中に切った枝が電線に当たるだけでも危険です。電線に近い木で気になることがあれば、まず電力会社(北海道電力ネットワーク)に相談してください。電力会社が、必要に応じて対応や案内をしてくれます。自分で判断して手を出すのは、絶対に避けてください。
伐採・処分の費用を、少しでも安く抑えるコツ
費用を抑える方法は、いくつかあります。無理のない範囲で、できるものから取り入れてみてください。
自分でできる部分は、自分でやる
費用を下げるいちばんの近道は、手間のかかる部分を自分で引き受けることです。
- 低い木・細い木は、自分で切る(前の章の安全条件を満たす場合のみ)
- 処分は自分でやる:業者に切ってもらい、切った枝は自分で「枝・葉・草」に無料で出す。処分費が総額の3〜5割になることもあるので、ここを自分でやると大きく節約できます
まとめて依頼する・複数社で見くらべる
- 複数の木をまとめて頼む:1本ずつより、まとめたほうが1本あたりが割安になることがあります
- 複数の業者で見くらべる:同じ作業でも、業者によって金額に差が出ます。安さだけで選ばず、内訳がはっきりしているか、処分費が含まれるかも見くらべてください。札幌で実際に何社を、どう見くらべればよいかは、庭木の手入れをまとめた別の記事でくわしくお伝えします
★札幌ならではの注意:処分費で見ると「時期」も費用に効く
最初の章でお伝えしたとおり、札幌では「枝・葉・草」の無料収集が5月〜12月中旬に限られます。冬〜春の伐採で自分で処分する場合は、有料の指定袋か大型ごみになり、処分費がかさみます。
処分を自分でやって節約したいなら、無料収集が使える時期(おおむね5月〜12月中旬)に伐採するのも、費用を抑えるひとつの手です。ただし、木の種類や状態によっては、切るのに向いた時期があります。時期の判断に迷うときは、業者に相談してください。
依頼先の使い分け|どんな相手に頼めるか
庭木の伐採を頼める相手は、いくつかあります。それぞれ対応できる範囲がちがうので、まずはどんな選択肢があるかを、おおまかにつかんでおきましょう。
依頼先ごとの対応範囲
- 伐採・剪定の専門業者:高い木や大木、電線が近いなど、難しい伐採に強い。処分まで一括で頼めることが多い
- 造園業者・植木屋:庭全体の手入れや、木を残す剪定も含めて相談できる
- 便利屋:小さな木の伐採や、ちょっとした庭仕事を手軽に。大木や難しい伐採には向かないことも
- シルバー人材センター:低木の伐採や草刈りを比較的安く。高木や危険な伐採は対応外のことが多い
かんたんに言えば、「難しい・危険な木は専門業者や造園業者へ、簡単な低木は便利屋やシルバー人材へ」が基本の考え方です。
札幌で実際に業者を選ぶときは
実際に札幌で業者を探し、選ぶときの具体的なポイント(依頼先ごとの費用相場、複数社の見くらべ方、地元業者の比較など)は、札幌の庭木の伐採・剪定・草刈りと業者の選び方でくわしくお伝えしています。この記事では「どんな相手に頼めるか」の全体像だけ、つかんでいただければ十分です。
庭木の伐採・処分について、よくあるご質問
Q. 切った木や枝は、札幌ではどう捨てればいいですか?
札幌市なら、庭木のせん定枝・幹・根は、「枝・葉・草」として無料で収集してもらえます(5月〜12月中旬・地区により異なる)。50cm以下に切り、1mくらいのひもで縛って、収集日の朝8時30分までにごみステーションへ出します。収集期間外(冬〜春)は、土を落として有料の指定ごみ袋(燃やせるごみ)に入れるか、大きなものは大型ごみに申し込みます。
Q. 太い幹や大きな根は、そのまま出せますか?
出せません。50cmより長いものや、1mくらいのひもで縛れないものは「枝・葉・草」では出せず、有料の大型ごみになります。根についた土は「燃やせないごみ」で出します。太い幹・大きな根が多いときは、業者に処分まで頼むほうがラクなこともあります。
Q. 庭木1本を切るだけでも、業者に頼めますか?
頼めます。低木1本から対応する業者もあります。ただし、1本だけだと出張費などで割高に感じることもあります。ほかにも切りたい木があれば、まとめて頼むと1本あたりが割安になることがあります。
Q. 伐採に、届出や許可は必要ですか?
自宅の庭にある通常の庭木を切るだけなら、ふつうは届出は必要ありません。林野庁「伐採及び伐採後の造林の届出等の制度」によると、伐採の届出が必要なのは地域森林計画の対象となっている森林(民有林)や保安林の立木です。宅地にある庭木は、この「森林」には当たらないため、対象外と考えて差し支えありません。ただし、保安林など特別な区域の樹木は、法律で伐採の手続きが必要な場合があります。心配なときは、自治体の担当窓口に確認してください。
Q. 隣の家に枝が伸びています。勝手に切っていいですか?
自分の敷地に越境してきた「枝」であっても、原則として、勝手に切らず、まず所有者(お隣)に切るよう求めるのが基本です(一定の条件では自分で切れる場合もあります)。トラブルを避けるため、まずはお隣に相談してください。境界や状況が複雑なときは、専門家に相談するのが安心です。
Q. 補助金は使えますか?
自宅の庭木を伐採する費用に対する補助金は、原則としてありません。危険な空き家の解体や、危険なブロック塀の撤去など、目的が限られた補助制度はありますが、通常の庭木の伐採は対象外と考えてください。
Q. 切り株から、また芽が出てきて困っています。
切り株を残すと、ひこばえ(新しい芽)が出て育つことがあります。防ぎたいなら、根まで抜根するか、切り株に薬剤で枯らす方法があります。抜根は費用が高めなので、予定と予算に合わせて選んでください。
まとめ|庭木の伐採は「切る費用」と「捨てる方法」をセットで
最後に、大切なことをおさらいします。
- 庭木の伐採費用は、高さ・太さ・本数で決まる。3m未満なら数千円〜、大木なら要現地見積り。処分費は総額の3〜5割になることもある
- 札幌では、切った枝は「枝・葉・草」で無料(50cm以下・1mのひもで縛る・5月〜12月中旬)。冬〜春は無料収集が止まり、有料の指定袋や大型ごみになる
- 抜根は伐採の3〜5倍が目安。その場所を使う予定がなければ、無理に抜かない選択もある
- 自分で切れるのは高さ3m・幹20cm以下・障害物なしまで。電線に近い木は、絶対に自分で触らず電力会社へ
庭木の伐採は、「切る」と「捨てる」の両方を考えて、はじめて費用の全体像が見えます。とくに札幌は、季節でごみの出し方が変わる点に注意してください。ここまで読んでくださったあなたは、もう費用で損をしにくい準備ができています。
開拓札幌では、特定の業者に肩入れせず、お客さまの庭木に合った進め方を、中立の立場で整理してお伝えしています。「自分で切れる木か」「いくらかかりそうか」「処分はどうするか」——迷ったところから、お気軽にご相談ください。申し込んだ直後から何社もの営業電話が鳴ることはありません。ご案内するのは、条件に合う1〜2社だけです。
切る費用と、捨てる方法は、いつもセットです。開拓札幌の公式LINEでは、「札幌の庭木・雪囲い 損しないチェックシート」を無料でお渡ししています。

処分ルート別の費用(無料収集は5月〜12月中旬)、高さ別の伐採・抜根の相場、そして冬囲いのカレンダーまで、1枚にまとめました。ご登録だけでも大丈夫です。しつこい営業は、いたしません。

